制作実績

WORKS
  • その本は
    著者名:又吉直樹・ヨシタケシンスケ
    出版社:ポプラ社
    本の好きな王様がいました。
    王様はもう年寄りで、目がほとんど見えません。
    王様は二人の男を城に呼び、言いました。
    「わしは本が好きだ。今までたくさんの本を読んだ。
    たいていの本は読んだつもりだ。
    しかし、目が悪くなり、もう本を読むことができない。
    でもわしは、本が好きだ。だから、本の話を聞きたいのだ。
    お前たち、世界中をまわって
    『めずらしい本』について知っている者を探し出し、
    その者から、その本についての話を聞いてきてくれ。
    そしてその本の話をわしに教えてほしいのだ」

    旅に出たふたりの男は、
    たくさんの本の話を持ち帰り、
    王様のために夜ごと語り出した―。

    お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、
    大人気の絵本作家ヨシタケシンスケによる、
    笑えて泣けて旨を打たれる、本にまつわる物語
  • 余白
    著者名:岸井ゆきの
    出版社:NHK出版
    ドラマ、映画、舞台など縦横無尽に活躍!
    いましか手元にとどめておけないものを残したプライベート感あふれる、フォトエッセイ。

    家族や友人への思い、仕事へのまなざし、恋愛や子どもに馳せる気持ちなど、
    これまで明かすことのなかった30歳の女性としてのあるがまま。
    まっすぐで飾らない文章と、自然体な表情を切り取った撮り下ろし写真、
    本人秘蔵のスナップで見どころ満載に織り成す、岸井ゆきののすべて。
  • 今宵も、夢追い酒場にて
    著者名:薄幸(納言)、装画・イラスト:docco
    出版社:幻冬舎
    酔いにまかせた本音と、愛すべきのんべえ芸人たちとおりなす笑いに満ち溢れた12のおつまみ話。

    この1杯があるから、今日もがんばれる!
  • 旅するクリームソーダ
    著者名:tsunekawa
    出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
    旅の果てに、見つけたもの
    雪の舞う北海道、瀬戸内の夕凪、青空あおぐ乗鞍高原――
    ノスタルジックな写真で「旅×クリームソーダ」の
    記録を綴るフォトエッセイ。簡単レシピ付き。
  • うえから京都
    著者名:篠友子、装画:岡田航也
    出版社:角川春樹事務所
    京都駅に降り立った女性の名は坂本龍子。彼女は高知県の県庁職員でありながら、政治の世界で数々の難問を解決し「交渉人」と呼ばれ、その名を馳せていた。
    ある日、龍子の元に京都府知事の桂大吾から、低迷した日本経済を救うため、経済の拠点や首都を東京から関西へ移したいという依頼が入った。
    この法外とも思える構想を実施すべく、京都・大阪・兵庫の三府県が手を組み、西の統一をはかるため、龍子に力を貸してほしいのだという。
    しかしその裏には京都が国の政治を司る拠点として返り咲き、そして遷都をまでをも実現するという思惑があった――。
  • 此の世の果ての殺人
    著者名:荒木あかね、装画:風海
    出版社:講談社
    正義の消えた街で、悪意の暴走が始まった。

    小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。そんなパニックをよそに、小春は淡々とひとり太宰府で自動車の教習を受け続けている。小さな夢を叶えるために。年末、ある教習車のトランクを開けると、滅多刺しにされた女性の死体を発見する。教官で元刑事のイサガワとともに、地球最後の謎解きを始める――。
  • 禁断の中国史
    著者名:百田尚樹
    出版社:飛鳥新社
    本書を読めば、読者の皆さんは「中国」と「中国人」の本質を知ることになるでしょう。あなたの中の誤った中国像が音を立てて崩れていくかもしれません。しかしこれが中国の真の姿なのです。(「まえがき」より)
  • いつもの木曜日
    著者名:青山美智子
    出版社:宝島社
    川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。そのカフェで出された一杯のココアから始まる、東京とシドニーをつなぐ12色のストーリー。卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる…。小さな出来事がつながって、最後はひとりの命を救う―。あなたの心も救われるやさしい物語。
  • プロだけが知っている小説の書き方
    著者名:森沢明夫、カバーイラスト:tama5
    出版社:飛鳥新社
    圧倒的わかりやすさで小説が書ける!

    読者の心をつかむなら”キャラクター設定”を極めよう

    ここでしか読めない”W理論”で物語に深みを出そう

    映像化も夢じゃない?
    読者を小説の世界に引き込む”文章表現”
  • あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語
    著者名:やまじけんじ、監修:佐渡島庸平、監修:日蓮宗
    出版社:徳間書店
    ■第1話 悲しい別れ
    最愛の夫を喪った女は生きる気力を失っていた
    ■第2話 才能ってなんだ?
    若者は引きこもり、何をすべきか途方に暮れていた
    ■第3話 思いが伝わらない
    真面目で誠実な男。しかし周囲から孤立してしまう
    ■第4話 死の恐怖
    病に苦しむ老人はどうしても死の恐怖を克服できない
    ■第5話 憎しみの正体
    男は自分と意見の相容れない相手に刀を振りあげた
    ■第6話 恩返し
    信念を曲げてしまった老師は愛弟子をまえに口ごもる
    ■第7話 お母さんの味
    いつか訪れる親との死別。その悲しみの先にあるもの
    ■最終話 人間は弱い。でも…
    人は弱く、時にずるい。全部ひっくるめて人間は尊い
  • 腹を割ったら血が出るだけさ
    著者名:住野よる、イラスト:房野聖
    出版社:双葉社
    住野よるが拓いた新境地

    ・「愛されたい」に囚われた女子高生
    ・ありのままを誇る美しい青年
    ・自らのストーリーを作り続けるアイドル
    ・他社の失敗を探し求める少年

    それぞれの踏み出す一歩が響き合う、極上の青春群像劇
  • 恋せぬふたり
    著者名:吉田恵里香、装画:あわい
    出版社:NHK出版
    「恋愛や性的な話を振られてもよくわからない。でも愛想笑いをしていれば大丈夫……」

    兒玉咲子は、そんなもやもやとした気持ちを家族や友人、同僚に理解されないまま、恋愛や結婚を促され続け、居心地の悪さを感じていた。そんなある日、「アセクシュアル・アロマンティック」というセクシュアリティを自認する男性・高橋羽と出会い、驚くと同時にどこか救われた気持ちになる。
    誰にも恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれないふたりが、自分たちなりの生き方を模索すべく始めた共同生活は、家族、同僚、元彼、ご近所と周囲に波紋をひろげていく。その生活の先にある、それぞれの「幸せ」のあり方とは――

    岸井ゆきの×高橋一生ダブル主演!
    NHKよるドラ「恋せぬふたり」をオリジナル書き下ろし小説家!
  • 少し嫌われるくらいがちょうどいい
    著者名:曽野綾子、装画:今野志保
    出版社:ポプラ社
    ロングセラー『人びとの中の私』を全面改稿!

    ・勝ち気や見栄を捨てれば強くなれる
    ・変えられる運命、変えられない運命
    ・無理をしている人間は美しくない
    ・人生は「完全」に到達しない戦い
    ・「真の人間」は、損を承知で他人に与えることができる

    時代を超えて胸に迫る21話を収録
  • 5文字で四字熟語
    著者名:すとうけんたろう、 監修:講談社こども教室
    出版社:講談社
    「四字熟語」と「故事成語」って、なにがちがうの?

    「焼肉定食」はなぜ四字熟語じゃないの?

    「前代未聞」と「空前絶後」なにがちがう?

    新感覚・四字熟語お勉強BOOK☆
  • カニカマ人生論
    著者名:清水ミチコ、装画:五月女ケイ子
    出版社:幻冬舎
    「世の中はむしろ、うまくいかないようにできていることを知ってた方がいいですよ」

    敬愛する女性の言葉を、ガムのように噛み締めて生きてきた。

    すぐに「気負け」して泣いてしまう少女の頃の、家族や友人との笑えて切ない思い出。上京して、自分の弱さやセコさにぶち当たりながらも、永六輔さんタモリさんはじめたくさんの人たちと巡り逢い、清水ミチコとしてステージに立ち、「若い頃よりクヨクヨしなくなった」と思えるまでの様々な経験。
  • 次元上昇する魔法の言葉111
    著者名:並木良和
    出版社:KADOKAWA
    これから4年間は世界の流れが加速します。
    あなたの中にいっぱい残っている地球の重たい周波数を、
    ごっそり「手放し」ましょう。
    「手放し」を使いこなせるようになると
    もう軽くて軽くてしょうがないっていう状態になってきます。

    ー「はじめに」より
  • マイクロスパイ・アンサンブル
    著者名:伊坂幸太郎、装画:TOMOVSKY
    出版社:幻冬舎
    付き合っていた彼女に振られた社会人一年生、
    どこにも居場所がないいじめられっ子、
    いつも謝ってばかりの頼りない上司……。
    でも、今、見えていることだけが世界の全てじゃない。
    優しさと驚きに満ちたエンターテイメント小説!

    猪苗代湖の音楽フェス「オハラ☆ブレイク」でしか手に入らなかった連作短編がついに書籍化!
  • シーソーモンスター
    著者名:伊坂幸太郎、カバーイラスト:Rob Browning "Jumpers"
    出版社:中央公論新社
    バブルに沸く昭和後期。一見、平凡な家庭の北山家では、元情報員の妻宮子が姑セツと熾烈な争いを繰り広げていた。アナログに回帰した近未来。配達人の水戸は、一通の手紙をきっかけに、ある事件に巻き込まれ、因縁の相手檜山に追われる。時空を超えて繋がる二つの物語。「運命」は、変えることができるのか――。