制作実績

WORKS
  • 討魔戦記 鬼変
    著者名:芝村凉也、装画:フジワラヨウコウ
    出版社:祥伝社
    浪人の子市松が父の死後、瀬戸物商見延屋の小僧となって一月余り。
    ある日、人のいい見延屋の主夫婦は、見世の前で行き倒れた物乞い夫婦を手厚く保護した。
    その夜、何者かの影が番頭、手代を刺し殺し、いよいよ市松ら小僧の眠る部屋の障子に手をかける。
    慌てて押し入れにかくれた市松は、信じられない惨劇を目撃した――。
    人が、”鬼”と化す不穏な江戸で、激闘が幕を開ける!

  • ぱらっぱフーガ
    著者名:竹内真、装画:pomodorosa
    出版社:双葉社
    有人と風香は吹奏楽部でアルトサックスを吹く恋人同士。
    高校でも共に全国を目指そうと、名門・旺華高校を揃って受験した。
    だが、有人がまさかの不合格。
    吹奏楽部がない羽修館学園に入学し、人数集めからスタートする羽目に…。
    一方、風香は全国大会金賞常連の名門の洗礼を入学早々に浴びてしまう――。
    前途多難な恋と吹奏楽への情熱をハートフルにユーモラスに奏でた青春組曲。
  • 新生・帝国海空軍
    著者名:原俊雄、装画:渡邉文也
    出版社:電波社
    これは三次元(空間)と二次元(海面)の戦い、次元の違う戦いを米軍に見せつけてやるのです――
    軍令部次長の高橋三吉中将は、対米戦は、空母大国・日本VS戦艦大国・米国という構図で挑むしかない、と強く進言。
    ついに伏見宮博恭王は心を動かし、巨大戦艦二隻の建造中止にうなずいた。
    帝国海軍は、昭和八年から八年間かけて世界に類を見ない”海空軍”への脱皮をはかり、決定版空母「慶鶴」を始め空母の大量建造と、艦上機の本格的な折りたたみ翼化を推進する。
    そして、昭和一六年一二月の開戦劈頭、連合艦隊司令長官の山本五十六大将は、八四〇機もの空母艦載機をたずさえて、ハワイ海城へと一気に軍を進めるのだった!
  • 日朝開戦2
    著者名:齋藤穣、装画:寺西晃
    出版社:電波社
    日本列島に突如Jアラートが鳴り響き人々はパニックに陥る。
    日本の先制攻撃に対する報復として、遂に北朝鮮が日本本土に向けて弾道ミサイルを一斉発射したのだ。
    飽和攻撃により、迎撃しきれなかった数発のミサイルが海上自衛隊舞鶴基地に落下、日本の領土で甚大な被害が出てしまう。
    北朝鮮軍は日本国内の混乱に乗じてさらなる戦闘行動に出る。
    隠岐諸島沖のEEZ内で海洋資源探査船を占領し、矢継ぎ早に強力な海上部隊を日本海に送り込んだのだ。
    アメリカ海軍の空母打撃軍が急派される中、奪還作戦を実施すべく立ち上がった日本政府は護衛艦隊を日本海へ出撃させ、
    北朝鮮軍との艦隊決戦を繰り広げる。今そこにある脅威を緊迫感あふれる筆致で描く近未来シミュレーションノベルス。
  • 君と綴った約束ノート
    著者名:古河樹、装画:ふすい
    出版社:KADOKAWA
    大学受験に失敗した春先、亮介は初恋の人、奈緒と再会した。
    図書館で一緒に勉強をするうちに、惹かれ合い恋人同士になった二人。
    そのとき彼女から持ち掛けられたのは、古ぼけた一冊のノートで交換日記をすることだった。

    「これは書いた約束が本当になる”願いが叶うノート”なんだよ」

    やがて亮介は知る。そのふしぎなノートを持っていた奈緒の切ない願いを。
    彼女が儚い、桜の花のような存在であることを――。
    運命が繋いだ二人を描く、ひとときの恋愛物語。
    二人が交わした約束は、きっと奇跡をこえていく。
  • 遺産ゲーム
    著者名:藤原一裕、装画:ヨネダコウ
    出版社:KADOKAWA
    バカだバカだと思ってた兄貴が、実は一番ヤバイ奴だった…!
    狙うは、テレビに映る2億円。完全犯罪は完遂されるのか。
    原&英次のチンピラコンビ初お目見えの「別荘」含む7編の連作集。
    カバーイラストはマンガ家のヨネダコウさんです。

  • 眠る前5分で読める心がほっとするいい話
    著者名:志賀内泰弘、装画:ねこまき
    出版社:イースト・プレス
    ★もうすぐ着いちゃうの?
    1週間だけ、里子にやってきた少年。
    見ず知らずの家族との「なんでもない日々」が、少年の心にある変化を起こしました。

    ★こんな新聞屋さん、聞いたことない!
    新聞だけでなく「あるもの」を届ける配達店。
    そのヒントは……メモ帖とペン!?

    ★ベストセラーを生み出す”小さな”お店
    驚くほどの売り上げを生み出す小さな書店の秘密は……。

    <一日の終わりに幸せな気持ちをくれる、40の物語>
  • 君のことを想う私の、わたしを愛するきみ。
    著者名:佐木隆臣、装画:ふすい
    出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
    人が愛するのは肉体なのかそれとも魂、心、精神なのか…。
    100年後の未来に目覚めた彩乃は見ず知らずの「霧恵」の体に魂を移植されていた…。
    第3回本のサナギ賞大賞作。
  • ぼくとあいつと瀕死の彼女
    著者名:ジェス・アンドルーズ、訳:金原瑞人、装画:いわがみ綾子
    出版社:ポプラ社
    ばかばかしいやりとりがこんなにも心に響く、なさけない高校生たちの最後の夏。
    2015年サンダンス映画祭グランプリ&観客賞ダブル受賞の話題作、原作小説がついに日本上陸です。
  • タイムスリップ信長VS三国志
    著者名:鯨統一郎、装画:ミキワカコ
    出版社:講談社
    炎燃え滾る本能寺。織田信長の前に現れたのは、21世紀の女子高生・うららだった!
    劉備玄徳に成り代わった未来人・竜毘の陰謀で歴史が崩壊するのを防ぐため、三国時の時代にタイムスリップした二人。
    待ち受けるのは、誤蜀同盟は決裂し南風も吹かない、何もかもが変わってしまった”赤壁の戦い”だった。
    日本の織田信長は中国・三国志でも最強なのか!?
    その答えがここにある!
  • 5年3組リョウタ組
    著者名:石田衣良、装画:ふすい
    出版社:KADOKAWA
    希望の丘小学校5年3組、通称リョウタ組。
    担任の中道良太は見た目こそ今時風だが涙もろくてまっすぐな25歳。
    子供と同じ目線で真正面から向き合おうと真摯にもがく若き青年教師の姿を通して教育現場の今を切り取ったかつてなくみずみずしい青春小説。
  • ビギナーズ・ドラッグ
    著者名:喜多喜久、装画:浦上和久
    出版社:講談社
    世界を変えるのはいつだって、ひたむきな努力と果てしない情熱だ!

    中堅製薬会社で事務職を務める水田恵輔は、祖父が入居する老人ホームで出会った女性・滝宮千夏に一目惚れする。
    しかし、彼女は治療困難な難病に侵されていた。
    彼女のために何かできないのか。悩んだ恵輔は、自ら治療薬を創ればいいと思い立つ。
    同期の研究員・綾川理沙を巻き込み準備を始める恵輔だったが、素人の思いつきに対する周囲の風当たりは強く……。


    次々と立ちはだかる困難、進行する病魔、恵輔の恋と情熱の結末は――。
  • 彼女が花を咲かすとき
    著者名:天祢涼、装画:けーしん
    出版社:光文社
    花の街として知られる地方都市・光咲市。
    花屋「あかり」を経営する榊竜は、客たちから花に詳しい少女・美咲の噂を耳にする。
    三つ編みの可憐な少女は謎解き名人で、花にまつわるトラブルを必ず解決するというが……。
    ある科学者が植物に対する画期的な研究を進める中、花に導かれ、少女と人々が絆を結んでいく。
    切なさと感動が溢れるファンタジー&ミステリー。
  • 残業税 マルザ殺人事件
    著者名:小前亮、装画:杉田比呂美
    出版社:光文社
    新宿労基署の残業税調査官・通称マルザが、北軽井沢の山林で他殺体となって発見された。
    国税局の職員・大場莉英に、警察より先に事件の真相を探れという特命が下る。
    県警、警視庁、国税庁、それぞれの調べが進むうち、ある企業グループの存在が背後に浮かび上がってくるのだが……。
  • 私はテレビに出たかった
    著者名:松尾スズキ、装画:龍神貴之
    出版社:朝日新聞出版
    ただただ、画面に映りたい。
    公共の電波に乗りたい。
    誰にも知られずに目立ちたい。
    普通に生きてきた43歳のサラリーマン倉本恭一に突如めばえたこの衝動、ここから途方もない冒険が、始まる!
    著者初の新聞連載、10年ぶりの長篇小説。
  • おばあさん
    著者名:獅子文六、装画:霜田あゆ美
    出版社:朝日新聞出版
    孫娘の婚約騒ぎ、娘婿の浮気、演劇に傾倒する末息子。
    隠居中でもおばあさんの悩みはつきないが、人生の荒波をくぐりぬけた、明治生まれの女性の知恵と気骨としたたかさで家族の厄介事の解決に奔走する。
    昭和初頭の家族をユーモア満点に描いた痛快小説。
  • 信子
    著者名:獅子文六、装画:長場雄
    出版社:朝日新聞出版
    大分から上京し、大都女学校に赴任した新米教師の信子。
    初めての東京生活に戸惑い、学校を二分する校長と教頭の勢力争いに巻き込まれ、一筋縄ではない寮の女生徒たちに手を焼きながら、
    信子は持ち前の度胸と真っすぐさで奮闘する。
    爽快な女版「坊ちゃん」。
  • 花咲小路二丁目の花乃子さん
    著者名:小路幸也、装画:上杉忠弘
    出版社:ポプラ社
    元・怪盗紳士のご隠居や若手刑事などユニークな人々が暮らす花咲小路商店街。
    今回の語り手は「花の店 にらやま」を営む花乃子さんのもとに居候中の女の子。
    慶びごとにも悲しみにも寄り添う花屋の仕事を手伝うなかで、ある日ちょっと気がかりなお客さんが来店して――。