制作実績

WORKS
  • 5年3組リョウタ組
    著者名:石田衣良、装画:ふすい
    出版社:KADOKAWA
    希望の丘小学校5年3組、通称リョウタ組。
    担任の中道良太は見た目こそ今時風だが涙もろくてまっすぐな25歳。
    子供と同じ目線で真正面から向き合おうと真摯にもがく若き青年教師の姿を通して教育現場の今を切り取ったかつてなくみずみずしい青春小説。
  • ビギナーズ・ドラッグ
    著者名:喜多喜久、装画:浦上和久
    出版社:講談社
    世界を変えるのはいつだって、ひたむきな努力と果てしない情熱だ!

    中堅製薬会社で事務職を務める水田恵輔は、祖父が入居する老人ホームで出会った女性・滝宮千夏に一目惚れする。
    しかし、彼女は治療困難な難病に侵されていた。
    彼女のために何かできないのか。悩んだ恵輔は、自ら治療薬を創ればいいと思い立つ。
    同期の研究員・綾川理沙を巻き込み準備を始める恵輔だったが、素人の思いつきに対する周囲の風当たりは強く……。


    次々と立ちはだかる困難、進行する病魔、恵輔の恋と情熱の結末は――。
  • 彼女が花を咲かすとき
    著者名:天祢涼、装画:けーしん
    出版社:光文社
    花の街として知られる地方都市・光咲市。
    花屋「あかり」を経営する榊竜は、客たちから花に詳しい少女・美咲の噂を耳にする。
    三つ編みの可憐な少女は謎解き名人で、花にまつわるトラブルを必ず解決するというが……。
    ある科学者が植物に対する画期的な研究を進める中、花に導かれ、少女と人々が絆を結んでいく。
    切なさと感動が溢れるファンタジー&ミステリー。
  • 残業税 マルザ殺人事件
    著者名:小前亮、装画:杉田比呂美
    出版社:光文社
    新宿労基署の残業税調査官・通称マルザが、北軽井沢の山林で他殺体となって発見された。
    国税局の職員・大場莉英に、警察より先に事件の真相を探れという特命が下る。
    県警、警視庁、国税庁、それぞれの調べが進むうち、ある企業グループの存在が背後に浮かび上がってくるのだが……。
  • 私はテレビに出たかった
    著者名:松尾スズキ、装画:龍神貴之
    出版社:朝日新聞出版
    ただただ、画面に映りたい。
    公共の電波に乗りたい。
    誰にも知られずに目立ちたい。
    普通に生きてきた43歳のサラリーマン倉本恭一に突如めばえたこの衝動、ここから途方もない冒険が、始まる!
    著者初の新聞連載、10年ぶりの長篇小説。
  • 恋の法廷式
    著者名:北尾トロ、装画:五月女ケイ子
    出版社:朝日新聞出版
    フラれた相手に定期的に脅迫状を送り続ける派遣社員の女。
    ひと目惚れするとスカートに手が伸びる痴漢男。
    十人十色な愛のカタチ…。恋愛裁判だけを集めた異色の裁判傍聴記。
  • おばあさん
    著者名:獅子文六、装画:霜田あゆ美
    出版社:朝日新聞出版
    孫娘の婚約騒ぎ、娘婿の浮気、演劇に傾倒する末息子。
    隠居中でもおばあさんの悩みはつきないが、人生の荒波をくぐりぬけた、明治生まれの女性の知恵と気骨としたたかさで家族の厄介事の解決に奔走する。
    昭和初頭の家族をユーモア満点に描いた痛快小説。
  • 信子
    著者名:獅子文六、装画:長場雄
    出版社:朝日新聞出版
    大分から上京し、大都女学校に赴任した新米教師の信子。
    初めての東京生活に戸惑い、学校を二分する校長と教頭の勢力争いに巻き込まれ、一筋縄ではない寮の女生徒たちに手を焼きながら、
    信子は持ち前の度胸と真っすぐさで奮闘する。
    爽快な女版「坊ちゃん」。
  • 花咲小路二丁目の花乃子さん
    著者名:小路幸也、装画:上杉忠弘
    出版社:ポプラ社
    元・怪盗紳士のご隠居や若手刑事などユニークな人々が暮らす花咲小路商店街。
    今回の語り手は「花の店 にらやま」を営む花乃子さんのもとに居候中の女の子。
    慶びごとにも悲しみにも寄り添う花屋の仕事を手伝うなかで、ある日ちょっと気がかりなお客さんが来店して――。

  • 不倫純愛 一線越えの代償
    著者名:新堂冬樹
    出版社:幻冬舎
    四十歳の香澄はドラマの人気脚本家。
    結婚十年を経て夫への愛情を見失う私生活を送るなか、二十七歳のダンサーと出会う。
    隆起した胸筋、割れた腹筋、しなやかな指先――
    夫にはない肉体美に魅せられて、一線を越える香澄。
    愛欲に溺れて女の喜びを初めて知るが、嫉妬に狂う夫の激しい抵抗にも遭い、仕事も金も失う……。
    エロス・ノワールの到達点!

  • 森は知っている
    著者名:吉田修一
    出版社:幻冬舎
    南の島で知子ばあさんと暮らす十七歳の鷹野一彦。
    体育祭に興じ、初恋に胸を高鳴らせるような普通の高校生活だが、その裏では某諜報機関の過酷な訓練を受けている。
    ある日、同じ境遇の親友・柳が一通の手紙を残して姿を消した。
    逃亡、裏切り、それとも――?
    その行方を案じながらも、鷹野は訓練の最終テストとなる初ミッションに挑むが…。
  • さぎ師たちの空
    著者名:那須正幹、装画:山崎杉夫
    出版社:ポプラ社
    政界の黒幕、幽霊ホテル、紀州の極道…
    この男にかかればすべてのウソが真実になる!
  • 恋する熱気球
    著者名:梨屋アリエ、装画:くっか
    出版社:講談社
    ぼくと箱森さんは小4の時に一緒に拾った木製のオルゴールをずっと共有していた。
    クラス中の女子に勝手に恋してはすぐに醒める、惚れっぽい性格の中学生のぼくと恋に全く興味のない幼馴染みの箱森さんとの少し変わった優しい友情物語、「オルゴール・ガール」

    失恋のショックでコンクールに予選落ちし、恋にもバイオリン人生にも挫折した中二の美樹は絶望のあまり橋の上に立つ。
    「飛び降りたら痛いから、わたしの代わりに」と愛用のバイオリンを川に投げ捨てると川からヘンな神が現れて……。
    バイオリンのかわりに怪しい神から与えられた意味不明のミッションを果たそうと、持ち前の真面目さで頑張ってしまう少女の危うさをコミカルに描く「放課後ビブラート」

    同じ塾の女子に告白され彼女ができてしまったけれど、世に溢れる性的なものや大人になった自分の身体を否定的にみてしまう、中三の大也の苦悩が吐露される「二兆千九百億」、ほか、全5編を収録。

    YA短編の名手が思春期の恋心や性の悩みと戸惑いをユーモラスに誠実に描いた青春文学。
  • 受験校決定PERFECT BOOK
    出版社:進研アド
  • 臆病な自分から自由になる方法
    著者名:ペトラ・ボック、訳:田中順子
    出版社:文響社
    これがあなたの足を引っ張る7つの”マインドファック”
    ・破滅型マインドファック→自分を不安にさせる
    ・自己否定型マインドファック→自分より他人のことを優先させる
    ・強制型マインドファック→自分や周囲の人に圧力を加える
    ・評価型マインドファック→自分や周囲の人を批評する
    ・ルール型マインドファック→厳格で独断的、時代遅れのルールを守らせる
    ・不信型マインドファック→自分や周囲の人を常に疑う
    ・過剰モチベーション型マインドファック→極端なポジティブ思考に駆り立てる
  • 小説BOC5
    著者名:伊坂幸太郎、朝井リョウ、今野敏、森見登美彦 ほか
    出版社:中央公論新社
    ●大型連載企画『螺旋プロジェクト』
    伊坂幸太郎、朝井リョウ、天野純希、乾ルカ、大森兄弟、澤田瞳子、薬丸岳、吉田篤弘の8人の作家が、世界観を共有し、古代から未来までの時代を担当。各長篇により一つの壮大な絵巻物を織り上げます。
    また「螺旋」作家全員が街へ繰り出し、「あること」をします。

    ●作家特集は今野敏
    「任侠」新シリーズが連載開始。取材記などを交え、人気シリーズの世界を紹介します。

    ●特集「文学×マンガ」
    谷崎没後50周年企画で刊行された『谷崎万華鏡』のマンガ家たちが登場します。
    中村明日美子、古屋兎丸の二大インタビュー
    近藤聡乃と山口晃の対談
    榎本俊二の描き下ろしマンガ
    マンガ家アンケート
    など盛りだくさん!

    ●豪華連載執筆陣
    西條奈加、吉田修一、堂場瞬一、森見登美彦、あざの耕平、茅田砂胡、多崎礼

    ●読み切り特集「決戦前夜」
    宮本昌孝、藤岡陽子、吉川永青、伊藤朱里、矢野隆、はらだみずきの6人の作家が、古今問わず、さまざまな戦いの直前を小説で描きます!
  • 小説BOC4
    著者名:伊坂幸太郎、朝井リョウ、森見登美彦 ほか
    出版社:中央公論新社
    ●大型連載企画『螺旋プロジェクト』
    伊坂幸太郎、朝井リョウ、天野純希、乾ルカ、大森兄弟、澤田瞳子、薬丸岳、吉田篤弘の8人の作家が、世界観を共有し、古代から未来までの時代を担当。各長篇により一つの壮大な絵巻物を織り上げます。
    また話題騒然となったBOCのカバーを描く画家・杜昆と、伊坂幸太郎のアーティスト対談が実現!

    ●特集「猫ミス」
    秋吉理香子、長岡弘樹、菅野雪虫、芦沢央、小松エメル、恒川光太郎、新井素子が登場!
    「猫ピッチャー」のそにしけんじも登場。

    ●豪華連載執筆陣
    吉田修一「続 横道世之介」、森見登美彦「シャーロック・ホームズの凱旋」、茅田砂胡「デルフィアニア戦記外伝 ポーラの戴冠式」など豪華執筆陣による連載小説も続きが気になる!
    堂場瞬一、佐藤賢一、西條奈加、あざの耕平、多崎礼

    ●読み切り特集「バレンタインデー」
    木村紅美、加藤千恵、鯨統一郎、石井睦美、朝比奈あすか
  • 小説幻冬 2017年 7月号
    著者名:青山七恵 ほか
    出版社:幻冬舎
    【小説】
    「じっと手を見る」窪美澄
    「乳歯」小川洋子
    「みがわり」青山七恵
    「某」川上弘美
    「キラキラ共和国 ツバキ文具店」小川糸
    「珈琲怪談Ⅲ」恩田陸
    「愛と青春の泥濘」酒井希久子
    「僕の種の問題」鈴木おさむ
    「福寿草」髙田郁
    「隠らずの月」澤田瞳子
    「殺生伝 封魔の鎚」神永学
    「黄金のホルスタイン」増田俊也
    「神」中村文則
    「たゆたえども沈まず Fluctust nec mergitur」原田マハ
    「ラストラン ランナー4 眼差しの向こう側」あさのあつこ
    「おゆうぎの部屋」能町みね子
    「凍てつく太陽」葉真中顕
    「名探偵、笑いの神に翻弄される【後編】」東川篤哉
    「ディレクターズ・カット」歌野晶午

    【エッセイ】
    「ペネロペちゃん」角幡唯介
    「文はやりたし」中谷美紀
    「猫だましい」ハルノ宵子
    「体が教えてくれる生きる智恵」曽野綾子
    「聡乃学習」小林聡美
    「ザーサイがでかい」又吉直樹
    「酒をやめると人間はどうなるか。或る作家の場合」町田康
    「紺色のカラス」ブラックマヨネーズ・吉田敬
    「ライブ99」桜木紫乃
    「この先には、何がある?」郡ようこ

    【創作】
    「こばなしけんたろう」小林賢太郎

    【評論】
    「結局、日本人とは何なのか?」井上章一

    【コミック】
    「猫だからね」そにしけんじ

    【インタビュー】
    「書くこと読むこと」【青山七恵『ハッチとマーロウ』】

    その他ブックガイドなど掲載