ブックウォールではお客様により美味しいコーヒーを提供出来るよう、コーヒー強化週間を実施しました。
今回はその内容をご紹介します。
みなさまこんにちは。プロテインマミです。
ブックウォールでお客様にお出しするコーヒーをさらに美味しく提供出来るよう、コーヒー強化週間ということで、今回はグラウベルコーヒーさんの「初めてのコーヒー講座 基本のキ」に行ってまいりました。
席にはレジュメと器具一式が用意されていました。
温度計、ドリッパー、ビーカー×2、カップ、ポットの6点セット。
実験が始まりそうな雰囲気です。
今回は深煎りの淹れ方をレポートします。ブックウォールでお出しするコーヒーも深煎りです。
こちらは深煎り豆の中挽き。大きさの目安はグラニュー糖よりも少し大きめです。
沸騰したお湯をポットに移し、深煎りの適温、84〜86℃前後まで冷ましていきます。
お湯が適温になったら、ゆっくりと粉の中心めがけて少し注ぎます。
一粒一粒の粉にお湯を含ませて旨味を引き出しやすくするため、20秒蒸らします。
20秒経ったらゆっくりと中央からお湯を注ぎ、入れては休め、中央が凹まないタイミングで次を注ぎます。
これを一定のペースで、抽出量の半分まで繰り返します。
抽出量の半分を過ぎたら、徐々にお湯の量を増やしていき、180ccのところで間髪を入れずドリッパーを外します。
今回は残念な淹れ方とベストな淹れ方の2種類を飲み比べました。
残念な淹れ方は、高温で勢いよくお湯を注いでいます。
残念な方は、口当たりが重く、舌に残る感じがします。
ベストな方は、飲みやすく、軽いのですがしっかりと深煎りのコクが出ていました。
冷めてから飲んでみても、甘くて丸みのある口当たりになっていました。1杯のコーヒーでも味の変化を楽しむことができます。
体に覚えさせるため、帰社し早速自分でも淹れてみました!
まずは器具を用意…。
豆を15g測って…。
中挽きにします!
お客様にお出しする際はいつも、淹れる直前に豆を挽いております。
ペーパードリップに挽いた豆をセットし、平らに…。
お湯を沸騰させます。
沸騰するのを待っている間に、オススメの一冊をご紹介させていただきます。
『十三階の女』
著 者:吉川英梨
出版社:双葉社
主人公の黒江律子のエグさがたまらない!国家のためにそこまでやるのか律子!読者は必ず律子が好きになることでしょう!
そして終盤の律子の取調べシーンが、たまらない。女性作家にしか描けない女と女の毒々しさ…。
ストーリーはもちろんですが登場人物ひとりひとりのキャラがとても好きですね。ぜひ女性にも読んでほしい、そして映像化してほしいと強く、こっそりと思っております。
さて、お湯が沸いたようです。
沸騰したお湯をコーヒーポットに移します。
適温の84℃までお湯を冷まします。
温度計があるだけで実験のような雰囲気になりますね。
理科の実験は苦手でした〜。
適温になったら粉の中心にお湯を少し注ぐ…。
良い感じに丸くなっている気がします!
20秒蒸らして、ゆっくり、細く円を描くように注ぐ…。
抽出量の半分を超えたらお湯の量を増やしていく。
そして素早くドリッパーを外す!
出来上がりました!それでは早速コーヒー番長・芋けんぴ松さんに味見をしていただきましょう。
松さん、お味はいかがでしょうか…!?
「うん、680円かな。」
おっと!これは高評価なのではないでしょうか!経理のカプチーノ・バーバさんにも味見をしてもらいましたが美味しいと言っていただけました。
コーヒー講座のおかげです…。
今まで何となくで淹れていましたが、基礎をしっかりと学ぶ事ができ今後は自信を持ってコーヒーを提供できそうです。
最後に今回お世話になったコーヒー講座を開かれている、グラウベルコーヒー代表の狩野知代さんにコメントをいただきました。
狩野さん:セミナーで学び、回数をこなしていく事が大事です。
お客様にいつも美味しいコーヒーを提供することを大切にしている会社って本当に素敵ですね!
グラウベルコーヒー 狩野知代
コーヒー焙煎人。世田谷代田の店舗、GLAUBELL COFFEの店主。
カフェや喫茶への卸のほか、世田谷代田の店舗やオンラインで焙煎したての豆を販売している。
金・土だけ営業する世田谷代田の店舗では、店主が好みの豆を見つけるアドバイスをしてくれる。
手焙煎、美味しいコーヒーの淹れかた、色々な器具を試す、マイブレンドを作るなどの講座を行なっている。
グラウベルコーヒー HP