制作実績

WORKS
  • 古着屋紅堂 よろづ相談承ります
    著者名:玖神サエ、カバーイラスト:べっこ
    出版社:光文社
    古着屋紅堂に、婚家先の大店から身一つで離縁された葉という女がやって来た。店主の新見真白は事情を汲み、着物の代金代わりに数珠を受け取るが、そこから九条實親と名乗る直衣姿の公達が! 陰陽師によって数珠に住まう身となり、この世のものならぬ黒い怨念から、持ち主である彼女を守っていたのだという。成り行きで悪霊退治を請け合った真白だったが――。
  • とり研の空とぶ事件簿
    著者名:鳥飼否宇
    出版社:ポプラ社
    ヘンテコ学生ばかりの野鳥研究室「とり研」は、鳥がもちこむ事件でいっぱい。天才インコが犯人の名前をしゃべった? 鳥のヒナを襲った犯猫はどれ? 大学生の翼がへっぽこ推理を繰り広げる中、片思い中の先輩が姿を消して・・・・・・。鳥たちの可愛さ全開のユーモアミステリ!
  • おとこまえ天狗のあやかし学食ごはん
    著者名:遠坂カナレ、カバーイラスト:くにみつ
    出版社:一迅社
    天狗が作る絶品ごはんで青春を取り戻せ!

    中学卒業を目前に交通事故に巻き込まれ、10年間寝たきりとなっていた笹生渉。両親も住む家も無くし、失意のどん底にいた彼は、中学時代の恩師の計らいで全寮制単位制高校の心星学園に入学することに。年齢差から周囲になじめずにいた渉に救いの手を差し伸べたのは、学食を切り盛りする流星だった。学食の手伝いを始めるうちに、渉は流星が生徒たちから“天狗”と呼ばれていることを知り――?
    25歳の男子高校生とあやかしが紡ぐ青春リベンジストーリー!
  • 犯罪心理分析犯・八木小春 アイアンウルフの箱
    著者名:佐藤青南
    出版社:KADOKAWA
    『革命結社アイアンウルフ』を名乗るテロリストによって政治家事務所が爆破された。犯罪心理分析班の新米刑事・八木小春は、相棒・土岐田のプロファイリングからアイアンウルフを連続爆弾魔ユナボマーの模倣犯として事件を追う。
    やがて発生した第二の事件。さらに第三の犯行予告が送り付けられた。小春ら犯罪心理分析班は、爆弾が仕掛けられた次の標的をつきとめようとするのだが、狙われているのは土岐田だと判明し!?
    土岐田はなぜ狙われたのか。意外な犯人の衝撃の動機とは? 全く新しい警察小説第2弾!
  • NHK連続テレビ小説 まんぷく 下
    著者名:福田靖、ノベライズ:田渕孝
    出版社:NHK出版
    失敗しては立ち上がる、敗者復活の夫婦の行方

    失意のどん底からよみがえった発明家、立花萬平。次なる挑戦は誰もがすぐに食べられ栄養満点の即席ラーメンの開発だった。しかし、お湯を注ぐだけでしこしこになる麺は予想以上に難しい。夜を日に継いで頑張る萬平。夫を信じて支える福子。営業に開発に力を合わせるまんぷく食品の社員たち。世界中の人々を幸せにする発明は実を結ぶのか。ますます目が離せない展開の下巻。堂々の完結!
  • 君が残した青をあつめて
    著者名:夜野せせり、カバーイラスト:長乃
    出版社:スターツ出版
    同じ団地に住む、果歩、苑子、晴海の三人は幼馴染。十三歳の時、苑子と晴海が付き合いだしたことに嫉妬した果歩は、苑子を傷つけてしまう。その直後、苑子は交通事故で突然この世を去り…。抱えきれない後悔を背負った果歩と晴海。高校生になったふたりは、前を向いて歩もうとするが、苑子があつめていた身の回りの「青」の品々が残像となって甦る。晴海に惹かれる心を止められない果歩。やがて、過去を乗り越えたふたりに訪れる、希望の光とは?
  • 鏡よ、鏡
    著者名:赤川次郎
    出版社:徳間書店
    スタイリストを目指す沙也は、同級生涼子の失踪、父の失職と、難題を抱えながらも、懸命に夢を追い求めていた。
    そんな沙也に日給3万円の高額バイトの声がかかる。仕事内容は人気アイドル「エリカ」の替え玉!!
    怪しい誘いでも家計を支えるためと割り切って受ける沙也。それが人生転換の始まりだった!
    私が本当にしたいことって? 理想と現実の狭間で苦しみながらも前へ進む!
  • 古着屋紅堂 よろづ相談承ります(二)~桔梗~
    著者名:玖神サエ 、カバーイラスト:べっこ
    出版社:光文社
    古着屋紅堂を営む新見真白の手許には直衣姿の公達・九条實親の住まう数珠がある。長屋に住む小鉄が持ち込んだ妹・りんについての相談を聞き、實親は自身の妹のことを語り出す。何故彼は数珠に「いる」のか。そこには、妹に絡んだ悲しい因縁があった。――入内した桔梗は生霊に苦しめられていた。陰陽師が封じようとするが相手の力は強く、すいにその手は・・・・・・。
  • 絵草紙屋万葉堂 堅香子の花
    著者名:篠 綾子、カバーイラスト:苗村さとみ
    出版社:小学館
    さつきたちの前から突然姿を消した駒三が一年ぶりに万葉堂に帰ってきた。駒三は自分がかつて「蛇の目」の一味であったこと、また、蛇の目が平野屋から盗み出したある重大な書物についてさつきたちに話をする。ちょうどその頃、その肉が万病に効くという「人魚」の噂が江戸に広まる。体調を崩したおよねの身を案じる両親は喜重郎たちにその探索を依頼するのだが―。書物に記された暗号を読み解くことで、自分の人生を翻弄したある重大な陰謀を明らかにしたさつきは、己れの信じる道を読売で貫こうと決意する。そして物語は感動の終幕を迎える!