制作実績

WORKS
  • 出張料亭おりおり堂-コトコトおでんといばら姫-
    著者名:安田依央、装画:八つ森佳
    出版社:中央公論新社
    天才イケメン料理人・橘仁が訪問先で料理を提供する「出張料亭」。
    その助手として、仁への恋心を秘めつつ働いてきた山田澄香は、彼の背負う重い過去を知り、衝撃を受ける。
    そして突然起きた悲劇によって、店は休業の危機にーー。
    試練のとき、仁と澄香が選んだ道とは?
    感動のおいしいシリーズ第三弾!
  • 今からあなたを脅迫します
    著者名:藤石波矢、装画:スカイエマ
    出版社:講談社
    「今からあなたを脅迫します」。
    私は犯罪を絶対に許さない──はずだった。
    なのに、脅迫で事件を解決する悪人に惹かれている。
    そんな私の前に姿を現した、強迫屋・千川が追い求めた恋人の仇。
    それは人の善意を利用し、罪に問われる事なく悪人を殺害する組織だった。
    敵の罠に落ちた私たちが対峙する善意と悪意。
    その間で揺れ動く、私の最後の強迫と復讐の銃弾の行方は……!?
  • あの夏、二人のルカ
    著者名:誉田哲也、装画:浦上和人
    出版社:KADOKAWA
    14年前、わたしは親友と歌を失った

    名古屋での結婚生活に終止符を打ち、谷中に戻ってきた沢口遥。
    ガールズバンド「RUCAS」を始動させた高校生の久美子。
    二人の女性の語る旋律が、やがて一つの切ないハーモニーを奏で始める。
    キラキラした夏の日、いったい何があったのか――。
  • 冬の炎
    著者名:グレン・エリック・ハミルトン
    出版社:早川書房
    軍を除隊し求職中のバンに、祖父の友人だったウィラードが、恋人とともに山中の山小屋に出かけたきり戻らない姪のエラナを捜してほしいと依頼してくる。気楽に引き受けて雪山へと赴いたバンだったが、そこには若い男女の無残な死体が転がっていた。恋人の男性がエラナを射殺して自殺したように見えたが・・・・・・疑問を感じて真相を探りはじめたバンは、やがて意外な事実に行き当たった!

    好評『眠る狼に』続くシリーズ第二弾
  • ぞぞのむこ
    著者名:井上宮
    出版社:光文社
    電車を乗り間違え、見知らぬ町に降り立った島本。部下の矢崎は「すぐに離れたほうがいいですよ。ここは漠市です」と訳のわからぬことを言う。しかし先を急ぐ島本は、漠市を通り抜け、取引先へ向かう。するとその後、次々と幸運が舞いこみだした。大きな仕事が決まったり、会社のマドンナに声をかけられたり・・・・・・。上機嫌で家に帰れば、玄関の前に元カノののぞみが座りこんでいる。復縁かと喜んだ島本はのぞみを家に泊めるが、のぞみは一言もしゃべらず、精気もない。そして翌日、のぞみを家に残したまま出社した島本がバッタリ出会ったのは、「本物の」のぞみ。では、家にいるあの女は誰なのか――。いや、何なのか――。
  • 学校では教えてくれない戦国史の授業
    著者名:井沢元彦
    出版社:PHP研究所
    戦国時代は応仁の乱から始まったといわれているが、実は20年以上前の第6代将軍、足利義教の暗殺から戦乱の端緒は開かれていた!
    また、長篠の戦いは、馬防柵によって足止めされた武田の騎兵隊の馬が鉄砲の轟音に驚き、自滅したのが真相だった。
    このように、今までの定説と大きくかけ離れた事実が、戦国時代にはいくつもある。
    歴史の教科書を鵜呑みにしていては、戦国のリアルな実像はわからない!
  • 少女を殺す100の方法
    著者名:白井智之、装画:浅野いにお
    出版社:光文社
    「死んでる?誰が?」
    「みんなです」

    とある名門女子中学校。
    ある日、二年A組の担任・ススワタリが血相を変えて校長室に飛び込んできた。
    鍵のかかった教室で、生徒20人が死体で見つかったのだ。
    教頭のクサカベは学校に都合よく真相を偽装するため、警察よりも先に犯人を捕らえようと目論む。
    同級生20人を皆殺しにした犯人は誰なのか?
    事件は思いもよらない方向へ転がっていく。(少女教室)


    少女教室を含め計5つの短編小説からなる一冊。
    学園、ホラー、メタミス、エログロ、SF。
  • 笑う書店員の多忙な日々
    著者名:石黒敦久、イラスト:uki
    出版社:KADOKAWA
    東京の小さな書店で、個性的な店員に囲まれながら働く楠奈津。文庫文芸担当の彼女は、新人バイトの紗和とともに膨大な仕事に埋もれていた。ある日、某出版社から持ち込まれた新人デビュー作のゲラを読んだ奈津は衝撃を受け、全店フェアを提案する。だが、「なぜ新人の作品を?」「情熱だけで売れるわけないだろ」と周囲から猛反発を受ける。「私が売りたいと思ったんですよ。売れてほしいと思った。それだけじゃいけないんですか!」
    果たして、奈津の想いは報われるのだろうか――?
  • 浜辺の銀河 崖っぷち町役場
    著者名:川崎草志、イラスト:わみず
    出版社:祥伝社
    お隣り、伊達町の副町長に、総務省から出向してきた官僚葉山怜亜が就任した。南予町役場の沢井結衣は、「国とも戦うことになったか」と顔を顰める先輩一ツ木の真意を測りかねていたが、実際に葉山の政策により、南予町から伊達町に住民が流出し始めて・・・・。共に手を取って歩む道はないの?悩める結衣が雇用問題、防災問題などに立ち向かっていく、お仕事ミステリー第二弾。
  • 2センチの隙間
    著者名:笠原正雄、装画:いざわ直子
    出版社:PHP研究所
    雨不足を解消する謎の男の活躍
    「雨男の唄」。

    少年と犬のファンタジックな大冒険
    「カラスの大王物語」。

    人間の心のなかに潜む美しい思い出と暗い闇がハーモニーを奏でる
    「2センチの隙間」。

    誰もが懐かしいと感じる不思議な世界。
    親子でも楽しめる3編の物語。

  • さえこ照ラス
    著者名: 友井羊、イラスト:田中寛崇
    出版社:光文社
    沖縄本島北部の法テラス、スタッフ弁護士の阿礼沙英子。オジィオバァの方言に四苦八苦しながら、持ち込まれた相談をびしびし解決中。
    模合崩れの相談に訪れたのは事務員・大城の小学校時代の同級生、赤嶺だった。裁判をおこすと息巻くが、沙英子は証拠が乏しいことを伝える。納得できないと、模合の座元との話し合いに大城を呼び出すのだが・・・・。
  • かならずお返事書くからね
    著者名:ケイトリン・アリフィレンカ、マーティン・ギャンダ、装画:龍神貴之
    出版社:PHP研究所
    新学期が始まってすぐ、学校の課題で外国に住む同年代の子と文通を始めることになったアメリカの少女、ケイトリン。
    文通相手に選んだのは、それまで聞いたこともないジンバブエという国の少年、マーティンだった。
  • ウチのセンセーは今日も失踪中
    著者名:山本幸久、装画:川野
    出版社:幻冬舎
    富山から東京の出版社に漫画の持ち込みに行った宏彦は、失踪癖のある大御所漫画家のアシスタントになるハメに。
    クセのある仲間や編集者とセンセーの連載を落とさないように必死に頑張る宏彦。
    実は、陸上の有望選手だったが、高三の秋のある事件で進学を諦め、病弱な妹の言葉で漫画家を目指すことになったのだ。
    カッコ悪くも沁みる、痛快エンタメ。
  • あやかし双子のお医者さん五 幽霊と邂逅の半身
    著者名:椎名蓮月、装画:新井テル子
    出版社:KADOKAWA
    あやかしのお医者さんである双子・晴と嵐と、弟子の莉莉。
    彼女は双子とともに傷ついたあやかしを癒す中で、全てのあやかしを消そうとする術者・吉野と対峙する。
    彼こそが、晴が長年捜し、止めようとしていた相手だった。
    吉野は、あやかしのために命を落とした相棒・九重の死に強い嘆きを抱いていた。
    莉莉は彼を止める鍵となる幽霊と出会い、吉野があやかしへの”呪い”を街にまき散らそうとしていると知る。
    双子とともに吉野を見つけ出すが、止めようとした莉莉の身に危険が及びーー。
  • 代体
    著者名:山田宗樹、イラスト:中田春彌
    出版社:KADOKAWA
    体が意識を取り出す技術が確立された日本。取り出した意識を一時的に宿らせることができる人造の人体は「代体」と呼ばれ、急速に普及しつつあった。そんな中、代体を使用中に失踪した男が、無残な姿で発見される。意識はどこへ消えたのか?空となった汚れた代体が、代体メーカー営業マン・八田輝明を、利権と思惑が絡み合う狂気の渦に巻き込んでゆく。行き過ぎた科学が倫理を侵食する世界を描く衝撃の近未来サスペンス。
  • ため息に溺れる
    著者名:石川智健
    出版社:中央公論新社
    「ため息に溺れてしまいました。」
    立川市の蔵元医院で養子である蔵元指月の遺体が発見された。
    遺書の存在から警察は自殺と判断。
    だが女刑事・羽木薫の捜査で見えてきたのは、蔵元家の持つ権力や莫大な財産をめぐる闇。
    そして指月が胸に秘めた悲しい過去の記憶だった。
    誰からも愛された医師の死に隠された、驚愕の真実とは…。
  • 棟居刑事の追跡 新装版
    著者名:森村誠一
    出版社:中央公論新社
    望遠鏡で近隣の生活を覗き見する趣味を持つ老女・田島あぐ。ある晩、隣のマンションの屋上で一組の男女が争っている光景を目撃し、翌日、その女性が屋上から墜落死したことを知る。直前の様子を見てしまった自覚はあるものの、覗き見の罪悪感から警察に駆け込めないあぐだった。第二、第三の惨劇も起こり、棟居刑事が動き出す!
  • うちのご近所さん
    著者名:群ようこ、装画:伊野孝行
    出版社:KADOKAWA
    「もういやだ、家を出よう」。
    両親がコーヒーを音を立ててすすったり、目の前で着替えたりするたびにそう思うマサミ。
    就職をし、家が揉め、両親の体調が悪くなり、そうこうするうち四十路を迎え、実家に居着いてしまった。
    ご近所のレレレのおばさんことヤマカワさん、お腹のせり出したギンジロウさん、四角顔のオサムくん。
    気付いたら奇天烈な人ばかり……。一つの家族とそのご近所さんの30年をユーモラスに描く、連作短篇集。