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風はずっと吹いている
著者名:長崎尚志
出版社:小学館
広島郊外の山中で見つかった白骨死体。
誰が、誰をなぜ殺したのか。
70年以上の時を経て、それは真実を語り始める。
広島発世界行き、熱く重厚なミステリー。
めぐり会い
著者名:岸田るり子
出版社:徳間書店
見合いで結婚した夫には好きな人がいた。
十年も前から、今も続いている。その事実を知っても、平凡な主婦の華美には、別れて自力で生きていくことが出来ない。そんな彼女の癒やしは、絵を描くことだけだった。ある日、自分のデジカメに撮った覚えのない少年と、彼が書いたと思われる詩が写っているのを見つける。その少年にひかれ、恋をした時、運命は、とんでもない方向へ動き始めた・・・・・・。
神を統べる者 厩戸御子倭国追放篇
著者名:荒山徹
出版社:中央公論新社
古き神と、新しき神の間で、揺れ動く古代日本
時は六世紀。仏教導入派の蘇我馬子と反対派の物部守屋の対立が続いている時代。天才と噂される少年厩戸御子は、仏教経典を読み漁っていた。大叔父の馬子から、将来の仏教導入の”切り札”として期待されていたのだ。ある日、物部の姫に命を助けられた縁で御子は、物部守屋の邸を訪れた。守屋が披露したのは所蔵する膨大な数の経典。何故、排仏派の彼が――。一方、敏達天皇は、御子の異能を危険と判断、密かに抹殺すべく動き出す!敵同士である馬子と守屋は協力して、後の聖徳太子、厩戸御子を国外へ逃がそうとするが・・・・・・!?
ワルキューレ 巡査長 真行寺弘道
著者名:榎本憲男
出版社:中央公論新社
モデル事務所に所属していた十七歳の少女・麻倉瞳が誘拐された。五十代ながら捜査一課ヒラ刑事の変わり種・真行寺弘道は、評論家デボラ・ヨハンソンの秘書を務める瞳の母に接触。鑑取りの結果、誘拐犯の標的はデボラであり、その要求が前代未聞のものであることがわかったが――。最注目の警察小説シリーズ、待望の第三弾!
MORI Magazine2
著者名:森博嗣、カバーイラスト:コジマケン
出版社:大和書房
フィクションとノンフィクションを行き来する、
空前絶後の人気エッセィシリーズ、第2弾!
定番の対談から人生相談、座談会をはじめ、
新たにショートショート、運勢も追加して、ますますパワーアップ!
小説家・森博嗣の、想像力弾ける広大な遊び場!
悪玉 熱海警官殺し
著者名:鳴海章
出版社:KADOKAWA
熱海警察署刑事課の組織暴力担当の刑事・住田航の相勤者として、県警本部から國貞智宏が赴任してきた。國貞は暴力団担当のエースであり、容姿も県警の広告に採用されるほどの男前だった。だが、なぜその國貞が冴えない住田の相方に―彼は何か密命を帯びているのか。謎多きその行動に不審を抱きながらも、彼からの情報を基に住田は老人介護施設を探り始める。そこで、闇カジノが運営されているというが・・・・・・。解説・熊切和嘉
おれたちをまたぐな! わしらは怪しい雑魚釣り隊
著者名:椎名誠、カバーイラスト:沢野ひとし
出版社:小学館
俗に「猫またぎ」といえば、猫も食わないまずい魚のことをいう。なんと、おれたちがいつも釣っている魚のことではないか!?そうやって猫にさえなめられながら、シーナ隊長率いる雑魚釣り隊は、今日も日本のどこかで雑魚を探して雄叫びを上げている。米子の海岸では手作りテントをいくつも建設して地元の人を驚かせ、富山湾では神出鬼没のホタルイカを狙って四苦八苦。八丈島では堤防からまさかのムロアジ大漁!歓喜も束の間、秘島・青ヶ島では笑えないレベルの監禁状態に!!進化も成長もしないまま、遂にシリーズ第6弾。どしゃめしゃ爆笑釣行はまだまだ続く。
再雇用されたら一カ月で地獄へ堕とされました
著者名:愛川晶、カバーイラスト:茂苅恵
出版社:双葉社
県立高校の社会科教師として38年間の教職生活を終えた笹川。
定年後は常勤講師として再雇用され、4月から再び教壇に立つことになったが、それからわずか一ヵ月後、校長から衝撃の宣告を受ける。
さらに、定年後の生活を見据えて、退職金の大半をはたいて実家の大規模リフォームを実施したが、明らかな手抜き工事が見つかってしまう。
同時に、妻が勤務する学童クラブには閉鎖の話が持ち上がり・・・。俺の「第二の人生」はいったいどうなる!?
わたしの宮沢賢治 賢治ことばの源泉
著者名:王 敏、カバー、本文画:西 淑
出版社:ソレイユ出版
賢治を研究して40年――出会いの衝撃は、今も生きるエネルギー!
「ほんとうのこと」「普通の人たちの幸せ」を求めて行動した宮沢賢治は、古代中国の聖賢たちの後継者! 書き残された膨大な作品群こそ彼らとの魂の交信記録だという著者の確信は、深まるばかり。
自然への畏敬と究極の誠実さ――。「賢治の心」を今こそ伝えたい。
あっぱれアヒルバス
著者名:山本幸久、カバーイラスト:丹地陽子
出版社:実業之日本社
お客様は全員外国人。おもてなし! で大騒動!?
アヒルバスのバスガイドになって12年、いつしかベテランになった高松秀子。
恋も仕事も充実…のはずが、後輩に追い抜かれっぱなしの日々。
外国人向けオタクツアーのガイドを担当するが、
最悪の通訳ガイド・本多光太のおかげでトラブル続発。
デコは乗客に、そして自分にも幸せを運ぶことができるのか――!?
江戸・東京 幕末・維新の「事件現場」
著者名:外川淳
出版社:SBクリエイティブ
ペリー提督率いる黒船の来航から、日本は「幕末」という、動乱の時代に突入する。歴史のうねりの中で、当時の江戸(東京)では、数々の血なまぐさい事件が頻発した。安政の大獄、桜田門外の変、薩摩藩邸焼き討ち事件、上野戦争、紀尾井坂の変・・・・・・。
では、歴史に刻まれるこれからの事件は、どんな場所で起きたのか? 「現場」は今、どうなっているのか? 古地図、古写真、現地調査などから歴史的事件が起きた場所を完全特定。豊富なビジュアル資料をもとに紙上現場検証が始まる!
死者の盟約 警視庁特捜7
著者名:麻見和史
出版社:新潮社
傷一つない死体の顔に、なぜ犯人は包帯を巻いたのか? 特捜 7 のエース岬と、所轄署の〝技あり〟刑事里中が動き出す。死者の口中に詰められていた異物、発見された他人の指。そこに誘拐事件が発生した。被害者の息子が誘拐され、犯人は「父親を出せ」と要求。二つの事件が奇妙にもつれ合い、再び異様な死体が。多重犯罪を解く鍵はどこに? 鮮やかな推理と人への眼差しが温かい傑作警察小説。
准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る
著者名:澤村御影、カバーイラスト:鈴木次郎
出版社:KADOKAWA
「怪異が潜むのは、『日常』と『日常』の隙間にある『非日常』だよ」―怪異収集家の准教授・高槻と、嘘を聞き分ける耳を持つ大学生・尚哉の下に、小学校で噂のコックリさんの調査依頼が。「あなたは誰?」という質問の答えは、かつてそのクラスにいた児童の名で―。ほか、尚哉の耳に異変が起こる中、有名女優から幽霊相談が持ち込まれて…!?高槻の謎めいた過去も語られ、ますます目が離せない、大人気民俗学ミステリ第2弾!
私のことが好きじゃないとかセンスないよね
著者名:あたりめ、カバーイラスト:古塔つみ
出版社:KADOKAWA
Twitterで34万人が共感!女の貴重な命の残り、誰に捧げる?
恋愛にむいてない全女子に捧げるエール本
・何が「失ってからお前の存在の大きさに気付いた」だよ
・復縁する奴はマジで記憶喪失
・人の金と恋人に手を出す奴、クソ気持ち悪い
・素直に謝れる彼氏本当かわいいから一生謝っててほしい
・「追う恋愛」ってそもそも何を追いかけてるの?
千年桜の奇跡を、きみに 神様の棲む咲久良町
著者名:沖田円、イラスト:細居美恵子
出版社:ポプラ社
神様が棲む加護地――咲久良町では、千年前に山神様に歌をささげて以来、一年中、町の桜が花を咲かせていた。しかし今、ずっと花が咲くのは山の上にあるご神木、千年桜だけで、町からはかつての活気が薄れていた。かつて山神様と約束を交わした咲久耶姫の子孫である咲は喫茶店で働いているが、あるときそこへワケアリの青年・ヨリがやってきて……。時を越えた約束が優しく温かな感動を生む、「ピュアフル小説大賞」金賞受賞作!
かすていらのきれはし 読売屋お吉甘味帖③
著者名:五十嵐佳子、カバーイラスト:加藤木麻莉
出版社:祥伝社
読売書きお吉は、新米絵師のおすみに頭を悩ませていた。時間に遅れ、言い訳ばかりで絵はいまいち、失態の責をなすりつける――まさに当世風の問題児。お吉は、人気の娘義太夫若駒への聞き取りの際、異国の物と思しき美しい器と出会う。その直後、若駒宅へ泥棒が! さらに火付けも起こり、若駒は姿を消す。その身を案じたお吉は、おすみと共に行方を捜すが・・・・・・。
やってはいけないExcel 「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
著者名:井ノ上陽一
出版社:技術評論社
CONTENTS
Part1 Excelの心得
Part2 「Excelファイル」のやってはいけない
Part3「見た目」のやってはいけない
Part4「入力」のやってはいけない
Part5「操作」のやってはいけない
Part6「数式・関数」のやってはいけない
Part7「集計」のやってはいけない
ザ・日本史推理
著者名:井沢元彦、装画:瀬川尚志
出版社:PHP研究所
なぜ天武天皇は「壬申の乱」を起こしたのか。なぜ小野小町が「日本一の美女」とされているのか。なぜ浅野内匠頭は吉良上野介に斬りかかったのか――。歴史の史料には、書き手にとって都合の悪い内容は省かれている。著者は丹念な論理の積み重ねと、当時の日本人の価値観や思想への深い洞察により、史料の「空白」を埋めて日本史の謎を解き明かしていく!
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誰が、誰をなぜ殺したのか。
70年以上の時を経て、それは真実を語り始める。
広島発世界行き、熱く重厚なミステリー。