制作実績

WORKS
  • 転生 越境捜査
    著者名:笹本稜平
    出版社:双葉社
    三十年前の白骨死体から、金の匂いが立ち昇る!

    刑期を終えた元窃盗犯の老人が告白した過去の犯罪。三十年前、その事件は本当に起きたのか⁉ 空き家の床下から見つかった白骨死体、ジャーナリストの失踪、急成長を遂げた大企業の会長への殺人疑惑――。鷺沼&宮野の型破りコンビが、死んでいるはずの男の過去に迫る!!
  • 月人壮人
    著者名:澤田瞳子
    出版社:中央公論新社
    東大寺大仏の開眼供養から四年、

    仏教政策を推進した帝の宝算は尽きる。

    道祖王を皇太子にとの遺詔が残されるも、

    その言に歌会を持つ者がいた。

    前左大臣・橘諸兄の命を受けた中臣継麻呂と道鏡は、

    密かに亡き先帝の真意を探ることに――。
  • バラ色の未来
    著者名:真山仁
    出版社:光文社
    カジノ誘致に失敗し、身を滅ぼした元町長の鈴木一郎は、総理官邸前で「大嘘つき!」と叫んだ。東西新聞社の記者・結城洋子は、彼の境遇を知り、統合型リゾートの暗部を探る。だが、社の内外で無数の壁に阻まれ取材は難航。一方、華やかな表舞台の裏側では、それぞれの思惑を抱えた政治家や外資系企業が蠢いていた。記者たちは矜持にかけて、闇に潜む真相の解明に挑む!
  • ライト・ノベル
    著者名:滝本竜彦
    出版社:KADOKAWA
    「こんにちはーにゃ!」――貴重な青春を無難に過ごすだけの高校生・ふみひろの前に出現した光のゲート。そこを潜り抜けて出てきたのは、猫耳やしっぽを身につけた美しい女の子だった。以来ふみひろの前には、美少女という名の天使が次々と現れる。普通の少年に突然訪れるハーレムな日常。そこに隠された世界の驚くべき真実とは――!?
  • お隠れ将軍
    著者名:吉田雄亮
    出版社:朝日新聞出版
    八歳で逝去した第七代将軍徳川家継の骸が増上寺に納められてから二十年。その存在すら忘れられた世に、岡崎継次郎と名を変えた家継の姿があった。千代田城内で執拗に迫りくる暗殺の謀から逃れた彼は、葵の紋が彫られた名刀を手に、徳川の世を乱す悪漢どもに対峙する!
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥
    著者名:大山淳子、装画:藤原徹司(テッポー・デジャイン。)
    出版社:ポプラ社
    一日百円で何でも預かります。
    東京の下町でひっそりと営業する「あずかりや」。
    13年前に封筒を預けた老女の真実、鳴かず飛ばずの中年作家はなぜか渾身の一作を預けようとし、
    半年分の料金を払って手紙を預けた少女と店主が交わした約束とは・・・・・・。
    ベストセラー待望の第三弾。
  • 栄光一途
    著者名:雫井脩介
    出版社:幻冬舎
    オリンピックを目前に控えた日本柔道強化チームのコーチ望月篠子は、柔道界の重鎮から極秘の任務を言い渡される。「ドーピングをしている選手を突き止めよ」嫌疑がかかっているのは、怪我からの復活を果たしたエースと最近頭角を現してきた新星。そんな時、夜の街では柔道の使い手による通り魔事件が頻発し・・・・・・。スポーツ界に蝕む病に切り込んだ衝撃のミステリー。
  • 京都下鴨なぞとき写真帖2 葵祭の車争い
    著者名:柏井壽、装画:丹地陽子
    出版社:PHP研究所
    京都の老舗料亭の当主・朱堂旬は、番頭に仕事を任せて遊んでばかり――と周囲には思われているが、じつは人気写真家・金田一ムートンとして、葵祭や祇園祭、十日ゑびすや紅葉の名所等、京都の風物を撮影していた。彼のカメラがとらえるのは景色だけではなく、訪れる人々の秘めた悩み。「松葉」のにしんそばなど、京都グルメでその心を癒しながら、ムートンは彼らの問題を解きほぐしていく。
  • 少女は森からやってきた
    著者名:小手鞠るい
    出版社:PHP研究所
    アメリカから転校してきた少女、エリカ。
    殻にとじこもって、友だちなんかほしくないと思っていた美幸は、宇宙人のようなエリカと出会って・・・・・・。


    エリカの存在そのものが、わたしにとっては、大きな発見だった。
    つまり、わたしが発見したのは、友だちだった。
    本の中じゃなくて、外にいる友だち。
    透明なドーナツの輪の中から外へ、エリカはわたしを連れ出してくれた。
                            ――本文より
  • いみず野ガーデンデザイナーズ ワケあり女子のリスタート
    著者名:蒼井湊都、カバーイラスト:烏羽雨
    出版社:光文社
    父が倒れたのをきっかけに富山県にある実家の「はなまる造園」を継いだ咲和。東京育ちの咲和は雪国の勝手がわからず、年下の涼太に怒られる日々を過ごしていた。そんな中、小学校の花壇づくりの仕事を通して教員・朝倉と親しくなる。朝倉は近所の寺を一人で切り盛りする住職でもあり、その優しい人柄が、咲和の固くなった心を解かしていって――。
  • ピーク
    著者名:堂場瞬一
    出版社:小学館
    社会部遊軍記者の永尾賢治(40)は、新米記者1年目に「野球賭博」のスクープを放つものの、その後はパッとせず、最近では「一発屋」と卑下する日々が続く。また自分の記事により、入団わずか1年で永久追放された”幻のエース”が忘れられずにいた。あれから17年、永尾の目の前に”幻のエース”がいる。彼は法廷で立ちすくみ、殺人罪の容疑で裁かれようとしていた。裁判を傍聴しながら不審な点に気づいた永尾は、独自に取材を開始する。徐々に明らかになる”幻のエース”が隠し続けた過去や動機。やがて永尾は、警察さえも見落としていた真実にたどり着くのだが・・・・・・。

    恐らく懲役15年。判決は、直前に迫っている。
    急げ、一発屋。このまま終わっていいのか――。
  • 夜の塩
    著者名:山口恵以子
    出版社:徳間書店
    事件の真相が明らかになるとき、愛は続くのか。

    国立大学を卒業し、名門私立女子校で英語教師として働いていた十希子は、突然、母の死を知らされる。商社の男と心中したというのだ。男は資金課長で、鉄鋼会社の架空取引に関与したとして、検察に召喚される寸前だった。昭和30年、神武景気が始まり、社会が沸くなか、前年の造船疑獄など、汚職事件が頻発していた。母は事件に巻き込まれたのか? 死の謎を解くため、十希子は母の勤めていた高級料亭に飛び込み、仲居として働き始める。真相を探る過程で見つけたのは・・・・・・。
  • 東京輪舞
    著者名:月村了衛、装画:岡田成生
    出版社:小学館
    かつて田中角栄邸を警備していた警察官・砂田修作は、公安へと異動し、数々の事件と関わっていく――
    ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃……。
    それらの事件には、警察内の様々な思惑、腐敗、外部からの圧力などが複雑に絡み合っていた――。

    圧倒的スケールで激動の時代の暗闘を炙り出す、前人未踏の警察大河小説!
  • 幻の彼女
    著者名:酒本歩
    出版社:光文社
    ドッグシッターの風太に一通の喪中はがきが届く。以前交際していた美咲の訃報だった。まだ32歳なのに驚く風太。ほかの別れた恋人、蘭、エミリのことも思い出し連絡を取ろうとするが、消息がつかめない。
    彼女たちの友人、住んでいた家、通っていた学校・・・・・・
    三人はまるで存在しなかったかのように、一切の痕跡が消えてしまっていた。
    友人の雪枝、裕一郎とともに謎を追う風太。辿り着いて驚愕の真相とは・・・・・・
  • 絵草紙屋万葉堂 揚げ雲雀
    著者名:篠綾子、カバーイラスト:苗村さとみ
    出版社:小学館
    さつきと喜重郎は、およねが黒鳶式部の名で書いた黄表紙を紹介する瓦版(読売)を刷って好評を得る。そんなある日、姿を消したままの駒三が自分の兄ではないかという男が訪ねてくる。その男、清右衛門はその後も万葉堂にやってくるようになった。清右衛門が、盗賊団「蛇の目」の一味が瓦版を連絡に使っているらしいと話したことから、さつきと喜重郎は瓦版から得られた手がかりを同心に知らせたのだが・・・。「蛇の目」捕縛に繋がる情報は見つかったのか?
    そしてさつきと伝蔵、およねと喜重郎、それぞれの仲は進展するのか。シリーズ佳境となる、注目の第三作!
  • コンフィデンスマンJP ロマンス編
    著者名:山本 幸久 脚本:古沢 良太
    出版社:ポプラ社
    ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐の正体は、華麗に人を騙すコンフィデンスマン(信用詐欺師)。香港マフィアの女帝が持つ伝説のパープルダイヤを狙うが、事態は予測不能な展開に―?大注目の脚本家・古沢良太による脚本を、人気作家・山本幸久が豪華小説化!
  • 空飛ぶクルマ 電動航空機がもたらすMaaS革命
    著者名:根津禎
    出版社:日経BP
    約50社の企業が参入し、投資額は3000億円を超え、2035年の市場規模は6兆円に達する――。新たな巨大産業になり得るモビリティー(移動手段)が今、離陸する。それが「空飛ぶクルマ」だ。(中略)主に都市内、あるいは都市間の移動を想定したもので、「Urban Air Mobility(UAM、都市航空交通)」と呼ばれる。(第1章より)
  • マイストーリー 私の物語
    著者名:林真理子、イラストレーター:高杉千明
    出版社:朝日新聞出版
    「娘より書ける」と信じて疑わない芥川賞作家の母親は、娘の担当編集者との情事を赤裸々に描き、「死んだ旦那の自伝を作りたい」と訪れた美しい女は、自らの過去を隠しながら男性を次々と翻弄する・・・・・・。出版をめぐる人々の愛と欲望と野心を赤裸々に描く衝撃作。