制作実績

WORKS
  • いとの森の家
    著者名:東直子、装画:東直子
    出版社:ポプラ社
    田舎に引っ越してきた加奈子は、森の中でおハルさんという笑顔の素敵なおばあさんと出会い…。
    深い森がはぐくんだ命の記憶を、少女のまなざしで瑞々しく描いたあたたかな物語です。
  • 憧れの作家は人間じゃありませんでした2
    著者名:澤村御影、装画:スカイエマ
    出版社:KADOKAWA
    編集者の瀬名あさひが担当しているのは、覆面作家の御﨑禅。
    その正体は、なんと吸血鬼。
    人外の存在が関わる事件について、警察に協力している彼のもとへは次々と奇妙な話が舞い込んでくる。
    ある日、警視庁異質事件捜査係の夏樹から、死んだ人が化けて出ているという噂話が持ち込まれ、
    現場の公園に行ってみると確かに死んだはずの男性が子どもと話をしていた。
    彼の正体は一体……。
    番外編「あたしのご主人様のこと」収録。
  • 駄犬道中こんぴら埋蔵金
    著者名:土橋章宏、装画:涌井陽一
    出版社:小学館
    時は天保元年おかげ年。伊勢へのおかげ参りを無事終えた辰五郎、沙夜、三吉、翁丸は、四国の金毘羅を目指すことに。
    京から大坂へと入った一行は、辰五郎のガマの油売りの師匠から「お宝の地図」だという巻物を託される。
    そのお宝とは、なんと巷を賑わす大泥棒・鼠小僧の埋蔵金!?
    巻物を狙って次々と襲いかかる刺客たち。
    三人と一匹は無事に金毘羅へと辿り着き、埋蔵金を手にすることができるのか。
    日本アカデミー賞作家が描く、笑いと涙と釣りと博打とご当地グルメ満載の笑劇珍道中!待望のシリーズ第二弾!
  • 朝鮮半島暴発 
    著者名:子竜螢、装画:久保周史
    出版社:電波社
    北朝鮮による核開発および弾道ミサイル発射実験によって米朝関係が悪化する中、朝鮮人民軍の少将だった男が脱北した。
    からくも38度線を越えた男から、弾道ミサイルの照準に関する衝撃的な軍事機密が明かされる。
    その矢先、北朝鮮は韓国の延坪島を砲撃する。
    ついにレッドラインを超えた北朝鮮に、アメリカは軍事行動の開始を決定。
    日本、アメリカ、中国、ロシア、韓国、北朝鮮の思惑が渦巻く朝鮮半島が、いままさに開戦の危機に直面する!
    いま起こり得る近未来シミュレーション。はたして朝鮮半島は全面戦争に突入してしまうのか!?

  • 僕らが愛した手塚治虫 3
    著者名:二階堂黎人
    出版社:小学館
    手塚漫画への愛と造詣を綴ったエッセイシリーズ。
    少年期からの手塚体験を、最近の研究成果も交え編年ごとに描く文庫化第三弾!
    今回は、『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』で不死鳥のように少年漫画誌に復活し、『ブッダ』『奇子』など青年向け作品でも脚光を浴びる時期を活写。
    当初は連載数回で終了するはずだった『ブラック・ジャック』、連載時と単行本で結末がまったく異なる『奇子』など興味深いエピソードが満載です。
    カラー口絵とともに、描き替えられた貴重な全集未収録場面を文中に惜しげもなく掲載した、漫画ファン感涙の一冊です。

  • 棟居刑事の黙示録
    著者名:森村誠一
    出版社:中央公論新社
    元暴力団組長の九鬼は、女子中学生殺人事件の犯人を探る。
    一方、政財界の黒幕が殺された事件を追う棟居刑事。
    二つの事件は、次第にひとつに繋がって――。
  • 猫ミス!
    著者名:新井素子、秋吉理香子、芦沢央、小松エメル、恒川光太郎、菅野雪虫、長岡弘樹、そにしけんじ
    出版社:中央公論新社
    ミステリアスな<相棒>をめぐる全八篇――
    新井素子×黒猫の独白、秋吉理香子×野良猫見守り隊、芦沢央×少年名探偵と仔猫、小松エメル描ける猫になりたがる妹、恒川光太郎×妖怪猫ケシヨウ、菅野雪虫×オッドアイと「死神」、長岡弘樹×高齢者とペットロス、そにしけんじ×探偵ニャンロックホームズ。
    バラエティ豊かな文庫オリジナルアンソロジー。
  • お任せ!数学屋さん 3
    著者名:向井湘吾、装画:けーしん
    出版社:ポプラ社
    「僕は遥さんに、一つ嘘を吐いている――」
    中学三年の夏休み。ソフトボール部の引退試合に現れたのは、アメリカから一時帰国した神之内宙と、謎の女子中学生だった……。
    宙が数学屋を始めたきっかけ。遥との距離。
    すべての謎が明らかになる、大人気青春小説、完結編!
  • 2030年の旅
    著者名:恩田陸、瀬名秀明、小路幸也、支倉凍砂、山内マリコ、宗田理、喜多喜久、坂口恭平、装画:JohnHathway
    出版社:中央公論新社
    東京オリンピックからさらに十年後。仕事は、恋愛は、科学は、そしてこの国はどのように変わっているのだろう。
    空間を超えて他人と認知を共有できる新技術「RR」。意識上で集った三人が奇妙な事件に挑む「逍遙」(恩田陸)など八つの短編を収録。
    それぞれジャンルの異なる豪華作家陣が紡ぎだす、日本の明るい未来!
  • 出張料亭 おりおり堂ーふっくらアラ煮と婚活ゾンビー
    著者名:安田依央、装画:八つ森佳
    出版社:中央公論新社
    三二歳独身、派遣社員。
    婚活も人生も迷走中の山田澄香は、骨董店「おりおり堂」のカフェスペースで口にした料理の味と、料理人・橘仁の男ぶりに心を奪われる。
    折しも仁が助手を募集中と知り、訪問先で料理を提供する「出張料亭」を手伝うことに。
    恋愛が苦手な女と硬派すぎるイケメン料理人の二人三脚やいかに?

  • SRO episode0 房子という女
    著者名:富樫倫太郎
    出版社:中央公論新社
    幼いころから、誰よりも非常なことを平然とやってしまう近藤房子。
    小学校六年の時、唯一の理解者であった最愛の姉が自ら命を絶ってしまう。
    その理由を知った房子は、実の父に殺意の目を向けるのだった――。
    SROを翻弄し続けるあの最凶の殺人鬼が、驚愕の半生を語る。
    その過去はあまりにも衝撃的!

    大人気警察小説、待望のシリーズ最新刊。

  • SROⅦブラックナイト
    著者名:富樫倫太郎
    出版社:中央公論新社
    新宿の闇金業者殺しの現場から、亀戸で遺体となって発見された少年の指紋が見つかった。
    SRO室長・山根新九郎は、法歯学の調査により少年の発育に遅れがあったことを知る。
    同じ頃、東京拘置所特別病棟に入院している近藤房子が動き出す。
    担当看護師を殺人鬼へと調教し、ある指令を出した。
    そのターゲットとは…。
  • みんなの少年探偵団
    著者名:万城目 学、湊 かなえ、小路 幸也、向井 湘吾、藤谷 治
    出版社:ポプラ社
    少年探偵団と怪人二十面相の息詰まる対決に胸を躍らせた過去を共有する人気作家5名が紡ぎだす見事なオマージュ・アンソロジー。
  • 外資系秘書ノブコのオタク帝国の逆襲
    著者名:泉ハナ、装画:丹羽庭
    出版社:祥伝社
    何かにアツくなれる人生は最強に楽しい!
    外資系銀行秘書ノブコはオタ友の裏切り、職場のレイオフ旋風での傷心を乗り越え、復活しようとしていた。
    愛するアニメ『バイファロス』のスピンオフ映画化の一方を受けたのだ。
    だが、資金面で難航していると知り……ノブコが!従兄弟タツオが!映画のためにすべてを捧ぐ、これぞオタク魂!
    共感&感動必至の猛烈オタ活動!!
  • ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件
    著者名:七尾与史、装画:ワカマツカオリ
    出版社:幻冬舎
    双子ばかりを狙った猟奇殺人事件が発生。
    手がかりもなく、難航するかと思われたその事件を、“いつになく”スムーズに解決に導いた黒井マヤは、所属する三係の慰安旅行先に、なんの変哲もない田舎町を提案する。
    その「城華町」は、マヤの父である警察庁次長・黒井篤郎が、かつて難事件に遭遇した町だった。
    そしてマヤたちが訪れるや、若い女性の撲殺死体が発見される――。
    城華町には何が隠されているのか。
    34年の時を超えて、父と娘の二つの事件が交差する、待望のシリーズ最新作!
  • 鏡よ、鏡
    著者名:赤川次郎
    出版社:徳間書店
    スタイリストを目指す沙也は、同級生涼子の失踪、父の失職と、難題を抱えながらも、懸命に夢を追い求めていた。
    そんな沙也に日給3万円の高額バイトの声がかかる。仕事内容は人気アイドル「エリカ」の替え玉!!
    怪しい誘いでも家計を支えるためと割り切って受ける沙也。それが人生転換の始まりだった!
    私が本当にしたいことって? 理想と現実の狭間で苦しみながらも前へ進む!
  • 今日も君は、約束の旅に出る
    著者名:瀬那和章、装画:pomodorosa
    出版社:講談社
    女優という夢を叶えるべく上京し日々努力していた国木アオ。しかし日の目を見ずに10年という月日が流れていた。
    夢を諦めようと部屋で途方に暮れていると、突然地震が発生し、目の前にかつての思い人、森久太郎が現れて…。
    胸キュン×感涙必至!!純度200%のピュア・ラブストーリー!

  • 深川二幸堂 菓子こよみ
    著者名:知野みさき、装画:Minoru
    出版社:大和書房
    「餡子だけじゃつまらねぇ。菓子を作れよ、孝次郎――」
    深川で菓子屋「二幸堂」を始めた兄・光太郎と弟・孝次郎。
    ほんのり甘酒香る薄皮饅頭「斑雪」、桜の花弁を模した上生菓子「恋桜」、黄身餡が贅沢な「天道」と十四夜の月の如く控えめな甘さの「幾望」、柳の青葉が風情涼やかな錦玉羹「春の川」、薄紅色の白餡大福「紅福」。
    ――無器用な職人・孝次郎の作るとびきりの菓子が、人と人を繋げ、出会いをもたらし、ささやかな幸福を照らし出す――。
    江戸の菓子屋を舞台に描かれる、極上の甘味と人情と、つたない恋。
    兄弟の絆と店を支える人々の温かさに心震える珠玉の時代小説!