制作実績

WORKS
  • 錨を上げよ <二> 座礁篇
    著者名:百田尚樹
    出版社:幻冬舎
    高校を卒業して中堅スーパーに就職した又三だが、失恋を機にたった三ヵ月で退職。一念発起して大学受験に見事合格するも直情的な性格が災いし、過激派が集うサークルの先輩・沢子や、世間知らずのお嬢様・純果との恋は迷走。「お前の生き方は、すべて女で決まるのか?」友人の言葉を背に、恋多きトラブルメーカー・又三の流転の人生が加速する。
  • 錨を上げよ <一> 出航篇
    著者名:百田尚樹
    出版社:幻冬舎
    戦争が終わってちょうど十年目、空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。不良仲間と喧嘩ばかりしていたある日、単車に乗って当てのない旅に出る。しかし信州の山奥の村で暴漢に襲われて遭難、拾われたトラックで東京へ。チンピラに誘われて組事務所を手伝うことになるのだが―。激動の昭和を駆け抜ける、著者初の自伝的ピカレスクロマン。
  • 続 横道世之介
    著者名:吉田修一
    出版社:中央公論新社
    バブル最後の売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで食いつなぐこの男。横道世之介、24歳。いわゆる人生のダメな時期にあるのだが、なぜか彼の周りには笑顔が絶えない。鮨職人を目指す女友達、大学時代からの親友、美しきヤンママとその息子。そんな人々の思いが交錯する27年後。オリンピックに沸く東京で、小さな奇跡が生まれる。 
  • 揺れる心の真ん中で
    著者名:夏生さえり、イラスト:カシワイ
    出版社:幻冬舎
    あの靴が似合わなくなったのは、いつからだろう――。

    20代後半。
    着られなくなった服。
    好きになれなくなったもの。
    恋ってなんですか。
    愛ってなんですか。
    変わりゆく心と
    向かいあった日々の先で、彼女はひとつの答えにたどり着く・・・・・・。

    みずみずしい感性と文体で
    新時代の書き手が
    赤裸々に綴った、
    悩める女性たちに贈る
    メモワール・エッセイ。
  • イモムシ偏愛記
    著者名:吉野 万理子、装画:新目惠
    出版社:光文社
    お屋敷街の麓にある新興住宅地に引っ越してきた中学3年生の凪。周辺は自然豊かで、大きな庭がある家も多いが、母親が大の虫嫌いのため、凪の家の庭はとても小さい。ある日、ひょんなことから、近所の豪邸に住む嘉世子と知り合いなった凪。嘉世子が、大好きなアイドル・ヒカルの祖母だと知り、なんとかヒカルに近づけないかと目論む。嘉世子の家に招かれ、まるで森のような広大な庭に圧倒されていると、なんとイモムシの世話を託されることに! ヒカルに近づく最短距離だと思い、しぶしぶ引き受けるが、いつの間にか不思議な愛らしさといじらしさに満ちたイモムシに魅了されてゆく。しかしそんな穏やかな日々に不穏な影が忍び寄り・・・・・・。

    多感な少女の心の成長を描く、爽やかでほろ苦い青春ストーリー。
  • 陽気なギャングは三つ数えろ
    著者名:伊坂幸太郎
    出版社:祥伝社
    陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、ひょんなことからハイエナ記者火尻を暴漢から救うが、その正体に気づかれてしまう。直後から、ギャングたちの身辺で当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬ら面々は追いつめられた! 必死に火尻の急所を探る四人組だが、やがて絶体絶命のカウントダウンが!
  • Go Forward! 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘
    著者名:花形みつる、カバーイラスト:alma
    出版社:ポプラ社
    名門大ラグビー部出身の酒田公男は、就職が決まらず、恩師の伝手で神奈川の私立櫻木学院高校の臨任体育講師の枠にもぐりこむ。そこで若い新理事長から、ラグビー部の立ち上げと花園出場を命じられ、背水の陣で挑むことに。なんとか集めた部員は個性的かつ素人ばかり。しかし酒田の粘りやクレバーな主将、トンガからの留学生などのおかげで、チームの力はアップしていく。部員たちの変化していく姿が涙と感動を呼ぶ最高の青春小説!
  • クジラアタマの王様
    著者名:伊坂幸太郎
    出版社:NHK出版
    製菓会社に寄せられた一本のクレーム電話。広報部員・岸はその事後対応をすればよい…はずだった。
    訪ねてきた男の存在によって、岸の日常は思いもよらない事態へと一気に加速していく。
    不可思議な感覚、人々の集まる広場、巨獣、投げる矢、動かない鳥。打ち勝つべき現実とは、いったい何か。
    巧みな仕掛けと、エンターテインメントの王道を貫いたストーリーによって、伊坂幸太郎の小説が新たな魅力を放つ。
  • 歌舞伎町ゲノム
    著者名:誉田哲也
    出版社:中央公論新社
    この始末、歌舞伎町セブンが引き受ける

    他人の人生を踏みにじり、生き血を吸う毒虫ども。
    享楽と喧騒の中に垣間見えた奇妙な友情。
    愛すれば愛するほど、壊れていく男と女。
    歌舞伎町には、この街なりの秩序というものがある。

    法では裁けない非道、そして現代の卑しき心の病魔を始末する。
    それが、伝説の歌舞伎町セブン。
  • 骨を弔う
    著者名:宇佐美まこと、装画:西川真以子
    出版社:小学館
    骨格標本が発掘されたことを報じる地元紙の小さな記事を見つけた家具職人・豊は、数十年前の小学生時代、仲間数人で山中に骨格標本を埋めたことを思い出す。
    しかし、それは記事の発掘場所とは明らかに異なっていた。同時に、ある確かな手触りから「あれは本当に標本だったのか」との思いを抱いた豊は、今は都内で広告代理店に勤務する哲平に会いに行く。
    最初は訝しがっていた哲平も、ふと、記憶の底に淀んでいたあることを口にする。
    リーダー的存在だった骨格標本埋葬の発案者・真実子の消息はわからないまま、謎は思いも寄らぬ方向に傾斜していく。
  • コイコワレ
    著者名:乾ルカ、装画:雪下まゆ
    出版社:中央公論新社
    太平洋戦争末期。敗色濃厚の気配の中、東京から東北の田舎へ集団疎開してきた小学生たち。青い目を持つ美しい少女、六年生の浜野清子もそのひとりだった。その目の色ゆえか、周りに溶け込めない孤独な彼女が出会ったのが、捨て子で疎開先の寺の養女、那須野リツ。野山を駆け巡る少年のような野性を持つリツも、その生い立ちと負けん気の強さから「山犬」と揶揄される孤独な少女だった。だが、それは「海」と「山」という絶対に相容れない宿命の出会い。理由もなくお互いを嫌悪するふたりだが、ひとりの青年をめぐり、次第に接近してゆく…。これは、戦争という巨大で悲劇的な対立世界を背景に、血の呪縛に抗い、自らの未来を変えようとした、ふたりの少女の切ない物語。
  • 毒殺倶楽部
    著者名:松下麻理緒
    出版社:朝日新聞出版
    ミステリー作家は、デビュー作の登場人物に殺された! 小説『毒殺倶楽部』の著者の死は荒唐無稽な憶測を呼んだ。しかし、毒殺倶楽部のメンバーを名乗る人物が次々と現れるにつれ、事件は思わぬ方向に転がり始める。現実と虚構世界が交錯する、逆転につぐ逆転のラビリンス。
  • もののふの国
    著者名:天野 純希、装画:もの久保
    出版社:中央公論新社
    千年近くの永きに亘り、この国を支配し続けてきた武士。しかしてその真の主役とは、勝者・敗者問わず、あらゆる猛き者をなぎ倒し、咆哮する魂を飲み込んでひたすらに驀進し続けた〈歴史〉そのものであった。いま、若き勢いそのままに練達の境地へと飛躍する著者が、その血塗られた戦いの系譜を、一巻の書物の中に極限まで描き切った。一篇の娯楽的歴史小説を、この国の叙事詩へ昇華させることに成功した、圧巻の物語である。

    さあ、覚悟して本書を繙かれよ。
    そして、その歴史の〈声〉耳を傾けよ――。
  • 君の膵臓をたべたい
    著者名:著者:住野よる 装画:loundraw
    出版社:双葉社
    ある日高校生の「僕」は病院で一冊の文庫本を拾う。
    タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。
    そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて…。
    読後、きっとこのタイトルに涙する。
    「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!

  • 「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。
    著者名:隙名こと、イラスト:爽々
    出版社:ポプラ社
    クラスでも目立たず友達のいない男子高校生・駒田に、となりの席のクールな美少女、水品さんが、ひそかに声をかけてきた。「15分で1万円のバイトに興味はありませんか?」 水品さんが決して笑わない理由と、怪しい仕事の真の目的は・・・・・・。
    傷ついた過去やトラウマを持つ二人が出会い、ある仕事を経て次第に立ち直っていく、ミステリータッチの優しい青春ストーリー。第7回ポプラ社小説新人賞<特別賞>受賞作!
  • 僕はかぐや姫
    著者名:松村栄子
    出版社:ポプラ社
    進学校の女子高で、自らを「僕」と称する文芸部員たち。17歳の魂のゆらぎを鮮烈に描き出した著者のデビュー作「僕はかぐや姫」。
    無機質な新構想大学の寮で出会った少女たちの孤独な魂の邂逅を掬い上げた芥川賞受賞作「至高聖所」。

    語り継がれる傑作二編が、待望の復刊!
  • 死にがいを求めて生きているの
    著者名:朝井リョウ
    出版社:中央公論新社
    「お前は、価値のある人間なの?」
    植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。
    二人の間に横たわる”歪な真実”とは?毎日の繰り返しに倦んだ看護師、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、
    注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。
    交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、目隠しをされた”平成”という時代の闇が露わになる――
  • 「はじめまして」を3000回
    著者名:喜多喜久、装画:かとうれい
    出版社:幻冬舎
    高校二年の北原恭介は、友達の少ないリケイ男子。そんな恭介が、クラスの人気者・牧野佑那から生まれて初めての「告白」をされた。

    「昨日の夜、北原君に告白する夢を見たから」
    「予知が外れると、不幸が襲い掛かるの」

    冗談みたいなことを言って、ぐいぐい恭介の生活に入り込んでくる奔放な美少女。恭介の頑なな”リケイのメンタル”が次第に揺らぎ始め、ついに想いが”本当の恋”へと変わろうとしていた、そのとき・・・・・・。
    恭介は、笑顔を絶やさなかった彼女が、「ある重大な秘密」をずっと抱えていたことを知る―――。