制作実績

WORKS
  • 長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖3 死守
    著者名:千野隆司、カバーイラスト:旭ハジメ
    出版社:小学館
    無宿人たちが店を襲い狼籍を働くという騒ぎが続き、人足寄場を出た戸佐造と又次が、その頭となっていた。さらに二人は、年季を終え寄場を出た者や、寄場で作った品々を町に売りに出ている者を仲間に引き入れようと声を掛けていた。一連の事件を受けて、幕閣の中からは人足寄場の廃止を唱える者も出た。平之助は、町年寄三名のもとを再び訪れ寄場の意義を説いた結果、寄場存続を願う嘆願書が出され、廃止はまぬがれた。しかし、騒ぎは収まる様子がない。さらに調べは収まる様子がない。さらに調べを進めると、背後に某藩と結んだ商人の思惑が浮上した。新たな騒ぎの動きを掴んだ平之助だったが・・・・・。
  • 正義の申し子
    著者名:染井為人
    出版社:KADOKAWA
    現実では引きこもりながら、カリスマユーチューバー”ジョン”として活躍する純。ある日、悪徳請求業者に電話をかけ、相手をおちょくる配信をする。キャラの濃い関西弁男を懲らしめた動画は大好評。ジョンはさらに、動画の男とリアルに会って対決できないものか考える。そのころ、動画の餌食となった悪徳請求業者の鉄平は、ジョンをとっ捕まえようと動きは始めていた。やがてふたりは巡り会い――なぜか事態はヤクザや女子高生を巻き込んだ大トラブルに発展! ふたりが迎える予想外の結末とは!?
  • サトミとアオゲラ探偵
    著者名:松尾由美
    出版社:ポプラ社
    「子どもか、大人でも子どものような心の持ち主。もしくは友達が少ないか、まったくいない人物」のみにアオゲラとコゲラの話し声が聞こえる。小学生・サトミが持ち込む謎をあっと驚く推理で解決する探偵は、鳥――。ウィットに富んだ会話も魅力のユーモアミステリー!
  • 能面検事
    著者名:中山七里、装画:斎賀時人
    出版社:光文社
    巷を騒がす西成ストーカー殺人事件を担当している、大阪地検一級検事の不破俊太郎と新米検察事務官の惣領美晴。どんな圧力にも流されず、一ミリも表情筋を動かすことのない不破は、陰で能面と呼ばれている。自らの流儀に則って調べを進めるなかで、容疑者のアリバイは証明され、さらには捜査資料の一部が紛失していることが発覚。やがて事態は大阪府警全体を揺るがす一大スキャンダルへと発展し――
    警察内から裏切りと揶揄される不破の運命は、そしてストーカー事件の思いもよらぬ真相とは――
  • 沖縄オバァの小さな偽証 さえこ照ラス
    著者名:友井羊、装画:田中寛崇
    出版社:光文社
    鋭い直感とすぐれた決断力に定評がある弁護士・阿礼沙英子。でも、沖縄独特の方言と因習、ささやかな嘘や隠し事に、今日もやや苦戦中。彼女を尊敬してやまない、方言通訳担当の事務員・大城が、意外な人脈と行動力で、縺れたトラブルを解く手がかりを見つけ出す!
  • 作家刑事毒島
    著者名:中山七里
    出版社:幻冬舎
    新人賞の選考に関わる編集者の刺殺死体が発見された。三人の作家志望者が容疑者に浮上するも捜査は難航。警視庁捜査一課の新人刑事・高千穂明日香の前に現れた助っ人は、人気ミステリ作家兼刑事技能指導員の毒島真理。冴え渡る推理と鋭い舌鋒で犯人を追い詰めていくが・・・・・・。人間の業と出版業界の闇が暴かれる、痛快・ノンストップミステリ!
  • 未熟児網膜症
    著者名:東範行
    出版社:三輪書店
    未熟児網膜症は、小児に重篤な視覚障害を起こす疾患である。近年は、周産期医療の進歩によって体重が非常に少ない児の生存が可能となり、未熟児網膜症の発症が増加するとともに、重症例が多くみられるようになった。網膜症は重症であるほど急速に進行し悪化するので、診断と治療に許される時間は限られており、救急疾患にも例えられる。したがって、その病態を深く理解し、的確な診断と治療を行うことが求められる。そして、新生児集中管理室で扱われるこの疾患は、多くの診療科の協力のもとに診療が行われるのが特徴である。
    本書は、未熟児網膜症のすべてにわたる日本で初めての教科書で、病態を理解し診療技術を高めるための“実践編"と、疾患をより深く理解するための“基礎編"で構成されている。“実践編"では、まず眼底検査のコツから、眼底所見をいかに解釈するか、治療の適応と方法までを、多数の眼底写真とシェーマで詳しく説明している。
    “基礎編"では、豊富な病理や類似疾患の写真によって病態の理解が深まり、診療の際に大きく役立つ。さらに診断や治療の歴史、疫学、遺伝や動物実験など、未熟児網膜症を深く理解するための知見を集めた。
    本書では日本を代表する未熟児網膜症診療を専門とする医師が700点以上の豊富な画像をもとに、長年にわたって培ってきたノウハウを解説する。
  • 冒険入りタイム・カプセル
    著者名:赤川次郎、カバーイラスト:HAI
    出版社:徳間書店
    「三十年。タイム・カプセル。――そして、殺人」父の栄一郎が始めた三題噺。再婚相手の光代とハネムーンの途中、三十年前に埋めたタイム・カプセルを掘り出すために高校に立ち寄るらしい。同行を命じられた一人娘の倫子は「殺人」というお題に戸惑う。そこへ「三十年前の事で話をしたい」という電話が。
    さらに一緒にタイム・カプセルを埋めた同級生が父娘の目前で刺され・・・・・・。
  • カジノエージェントが見た天国と地獄
    著者名:尾嶋誠史
    出版社:ポプラ社
    1世界一のカジノ都市・マカオの知られざる姿
    地方役人でも年間1億円? 賄賂天国・中国/マカオのカジノは宝くじよりも確度が高い/エージェントは儲かるのか? 1億円に対してマージンは約100万円

    2一般ツアー客から大富豪まで味わう「天国と地獄」
    毎年12億円負けて帰るビジネスマン・陳さん/100億円負けてもカジノに通い続ける香港スター/カジノで大借金した日本人放蕩息子

    3日本人の僕がマカオのカジノで働いているわけ
    ファーストクラスに金券、お客様に来てもらうための秘策/カジノでいかさまはできるのか?/カジノ関連の投資話は、99%以上は詐欺である

    4日本にカジノができる日
    日本のおもてなし力で、中国富裕層を取り込むべき/一般人にとってカジノは「遊ぶ場所」であって、「儲ける場所」ではない
  • 京都下鴨なぞとき写真帖
    著者名:柏井壽、装画:丹地陽子
    出版社:PHP研究所
    京都の老舗料亭<糺ノ森山荘>の八代目当主・朱堂旬は、ふだんは冴えない風貌で、自転車にまたがる姿はどうみても下働きの従業員。ところが彼は、人気写真家・金田一ムートンというもう一つの顔をもっていた―――。
    秋の大原、どこか寂し気な着物姿の女性が向かうのは山中の来迎院。彼女にカメラを向けたムートンがファインダー越しに見抜いた真実とは?京都の名所とグルメ情報満載の新スタイル小説。
  • 神は、脳がつくった 200万年の人類史と脳科学で解読する神と宗教の起源
    著者名:E.フラー・トリー、訳:寺町朋子
    出版社:ダイヤモンド社
    脳の進化理論が、すべての謎を解き明かす。
    精神医学の世界的権威が脳科学・人類史・考古学的証拠を組み合わせ、脳の中で神が生み出されるしくみと宗教の神秘に迫る。

    初期ヒト属からサピエンスまで、神が誕生する前に起こった脳の5つのブレイクスルーとは?
  • asta* 2018年11月号
    著者名:加藤千恵、小路幸也、寺地はるな、吉川トリコ、友麻碧、増田ユリヤ
    出版社:ポプラ社
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁
    著者名:成田名璃子、カバーイラスト:石川のぞみ
    出版社:光文社
    天井の雨漏りをきっかけに、すみっこごはんの二階に足を踏み入れた常連のみんな。そこで見つけたノートの中身とは!? 訪れる新顔は、SNS映えを気にする読者モデル、普通の生活すら困難な中学生、修行中の料理人、そして誰もが思いがけなかった人。新たな出会いは楓を深く悩ませて・・・・・・。年齢も職業も異なる人々が集う”共同台所”が舞台尾大人気シリーズ第四弾!
  • 会社の税金 元国税調査官のウラ技
    著者名:大村大次郎、イラスト:ふすい
    出版社:技術評論社
    会社の税金は個人事業者に比べると少し複雑なところがあります。そこで、元国税調査官の著者が福利厚生や給与など、コンパクトに、わかりやすく、中小企業を中心にした「ウラ技」をご紹介。本業が多忙で税金のことをじっくり考える時間はないけれど、会社が持っている節税パワーを生かして、ぞんぶんに節税戦略の醍醐味を味わいたい! 法人としての会社も、個人としてのあなたも、上手にトクするために!
  • 飛行船月光号殺人事件 謎ニモマケズ
    著者名:鳴神響一、カバーイラスト:中村至史
    出版社:祥伝社
    父親の伝手で、本邦初の大型旅客飛行船・月光号の記念飛行に招待された宮沢賢治。飛行船好きの賢治は、医者を目指す美しい乗客・最勝寺薫子と出会い、空の旅に心躍らせる。そんななか、乗客の一式子爵が、血まみれとなって自室で発見された。しかし、それは月光号で始まる惨劇の序章に過ぎなかった――空中の密室で繰り広げられる連続殺人に、名探偵・宮沢賢治が挑む!
  • サムデイ 警視庁公安第五課
    著者名:福田和代
    出版社:幻冬舎
    訳ありの顧客を抱えるVIP専門の警備会社・ブラックホークに、新しい依頼が舞い込んだ。警護対象は、警察のトップである警察庁長官。なぜ、身内である警察に頼らないのか。不審に思う最上らメンバーだったが、その直後、長官の執事が殺害される。捜査方針に疑念を抱いた公安の寒川は、独自に調べを進めるうちに、警察内のある組織に辿り着く。
  • asta* 2018年10月号
    著者名:吉川トリコ、伊吹有喜、小路幸也、隙名こと、松尾由美、丸尾丸一郎、向井康介、望月麻衣、前川ほまれ
    出版社:ポプラ社
  • 平安あかしあやかし陰陽師 怪鳥放たれしは京の都
    著者名:遠藤遼、イラスト:沙月
    出版社:KADOKAWA
    この平安の陰陽師たちが最も畏れる男・賀茂光栄。安倍晴明の師であり、架空の人物ともされしその正体は――女性とも見間違う年齢不詳の美青年だった。
    幼なじみの歌人・藤原為頼が光栄の元を訪れると、光栄はたぐいまれな観察眼で訪問の目的を見破る。驚く為頼に光栄は微笑んだ。「このくらい見抜けねば、陰陽師は務まらぬさ」そして為頼から語られたのは、麗しき罠に誘われた青年貴族の話で・・・・・・。
    安倍晴明に鬼才と言わしめた陰陽師が、あやしき影と対峙する宮廷絵巻、これより開宴――!